私の音楽機材 44 「パッチベイの力」
このシールド(コード)がいっぱい挿さってるのは、もう7.8年前になるだろうか?、古国府のハードオフで買った、中古のパッチベイ、TASCAMという日本の優秀なメーカーの、『PB・32P』、だ。
当時、定価12500円とかだったと思う。それが中古で、2500円だった。
どこも壊れていない。接触不良とかあるかな?、とか思いながら、買ってみたが、全然大丈夫。
ここらへんの単純な機械は、中古でも大丈夫な場合が多い。
これは、何をする機械か?、というと、表に32個の100番(ギターシールドのジャックとかが合う穴)の穴と、その真裏に表の穴と繋がってる穴がまた、32個ある。
裏の穴に挿したシールド、基本的にステレオにしたいんで、LR2本をセットにして、ミキサーである、VS2000CDのインプットや、オーディオインターフェイスのUltra lite mk4の裏の3.4番のインプットに繋がっている。
VS2000CDのインプット、100番は8つ全部埋まっている。あと、裏でUltra lite mk4とコアキシャルのデジタル接続もしている。普段はアナログの方を優先している。
使い方として、たとえば生徒さんの通常レッスンの時は、エフェクターからステレオで、パッチベイの表の一番左にLR縦に2本挿せば、裏から2本がVS2000CDのインプット7・8チャンネルに繋がって音が出るようになっている。
どうして、こんなややこしいことをするのか?、直接VS2000CDのインプットに挿せばいいんじゃないの?、と思われるかもしれない。
しかし、生徒さんの演奏を録音する時は、エフェクターからのシールド2本を、パッチベイの左から5番目に差し替えれば、裏でUltra lite mk4の裏の3.4番のインプットに繋がっているので、そのまま、MACのDIGITAL PERFORMERで、録音できるようになる。
非常に便利だ。
それと、もう一つの理由は、機械類はこういう穴の中の部品から、接触不良や、割れたりして壊れることが多いので、VS2000CDみたいな、定価が20万円?とかする、高い機材は、シールド挿しっぱなしにして、あまり抜き差しをしなくていいようにしてあげると、長持ちするからだ。
私はハードシンセをキーボード含めて4台持っているが、VS2000CDのインプット、100番は8つしかなく常に埋まっているので、他のシンセに切り替えたい時は、パッチベイの左から3番目のLRに挿しかえたり、同時使用したい時は、ギター用の穴と差し替えたりすれば良い。
シールド間を、ひと穴以上、間を空けてあるのは、手で抜き差ししやすいからだ。
パッチベイの一番右の青いシールドは、GT-1000のインプットに繋がっている。私のアコギはフィッシュマンの外付けピックアップなんで、右から3番目の黒いシールドを、青と差し替えればGT-1000に繋がる。
生徒さんのも同様、右から5番目の赤いシールドと7番目の黒いシールドが、それだ。
まだ、私のGT-1000が、VS2000CDに直接挿しているので、また短いシールド2本を買い足さないといけない。
パッチベイの裏側は割とシンプルだ。すぐ下のMIDIインターフェイスの方が、埋まりつつある
以上、パッチベイの魅力についてでした。
機械が好きな人は、楽しかったかもしれないけど、そうでない人は、『ちんぷんかんぷん』、だったかも?ですね。 すみませんねー。
私の教室は、このような機材を使うことによって、生徒さんにとって効率の良い、音質も良い、高品質なレッスンが行われているのです。
ご静聴ありがとうございました。