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橋本  明

14歳からギターを始める。 16歳からロックバンドを始める。 18歳からヤマハ系の講師や、のちにプロとなったミュージシャン達とバンドを結成、数々のコンテストで賞を得る。 25歳 大分市の河合楽器エレキギター教室の創設者となる。 すぐにアコースティックギター講師も兼任。 同時にピアノの先生等のDTM(コンピューター音楽)講師も勤める。 35歳 河合楽器を退社し、36歳、古い一軒家を借りてアキラギター教室を開く。 一時期、全国のカラオケ配信のMIDI制作業務も兼任する。 現在は畑中(奥田)教室に移転。   写真は23歳くらいの頃の、ステージの時のもの。

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2020年9月30日 (水)

『私の物語 1』

先日、私はめったに行かない、ある、『クラシックのコンサート』、に行っていた。

 

それは、ちゃんとした大きなホールで行われているものではなく、体育館を借りてて、なんか、近所の人ばっかりくるような、巡業的な雰囲気の演奏会だった。

 

私は、クラシックとは全く縁のない、音楽関係の仕事をしているものだが、なぜか知り合いに誘われて、観に来ていた。

 

もちろん、私にとってクラシックは畑違いで、そう、私はそんなに、クラシックが好きではない、(でも、モーツアルトや、ベートーベン・ドヴォルザーク・ビゼー・ラフマニノフなど、例外はあり、好きで、たまに聴いているが、、)、のだが、、クラシック好き?の、みんなの邪魔をしないように、後ろの方で身を潜めて、静かに聴いていると、、、eye

 

「みなさん!!、今日は、クラシック音楽が、そんなにカタ苦しいものじゃない!、ってことを、知ってもらいたいので、こんな面白い企画を立ててみましたー!!」

 

そう、、、まず、『ブッ、バッ、ブッ、バッ』、と、低い音のチューバから始まって、小太鼓(スネアドラム)、トロンボーン・トランペット、サックス・フルート、はたまた、それに上乗せする感じで、ヴァイオリンが加わって、今まで私の聴いたことのない、コミカルな演奏とともに、奏者全員のユーモラスな動きの行進が始まって、観衆の笑いや興奮を誘っていた。

 

演奏者は皆それぞれが、山羊や羊、うさぎやアライグマなどの動物の、『かぶりもの』、をしていた。

全部で男女7.8人だったかな? 騎士や、貴婦人の格好をしている人もいた。

 

(この時の音楽がもしも、著作権と関係なく、私の記憶の中のオリジナルな音楽で、覚えていて採譜できていたなら、私は偉大な作曲家になれていたかもしれない?)

 

『ん?、けっこう、やるじゃないですかあ?、でも、リズム感やピッチが少し緩いですかねえ?』、なんて思いながらも、『けっこう、こういう、地域密着型の演奏活動をしている方の、エネルギーもすごいなー!、、、はたして(はたから、スカしてみてる)私に、観客とのコミニュケーションが、こんなにちゃんとできるのか?』、と自問自答しながら、感服して聴いているところだった。

 

コンサートが終わって、私は、(なぜかリュックに、MACやエフェクターなどの音楽機材を持ってきていて、それを詰め直したりしなければならなかった)、帰り支度をしていると、聴衆の山に埋もれて、よく見えてなかっただけなのかな?、出演者だったんだろう?、30歳前後の、なんか、あの、よくお笑い芸人がするように、頭全体にストッキング(先ほどの舞台で必要だったのだろうか?)みたいなのをかぶって、顔がゆがんでいる、スーツ姿のスレンダーな女性が私に、スタスタスタっと、急に近づいてきた。

 

彼女はなんと、、、

 

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・・・以後の文章は、削除しました。