ギター女子とのトーク 102 「なんか私,、歌、音程外してましたあ?、、、。」
今日は、先週、10代の女子生徒さんが録音したギターに、歌をかぶせる、つまり、オーヴァーダビングする日だった。
先週の彼女のピックアルペジオが、あまり良くなかったので、めったに私がやらないことだが、アルペジオのとこだけ、別トラックにかぶせ録音し直すことにした。
まあ、一部分だけ、彼女が弾き直す、録り直すということだ、、、。
そこそこ、良くなった。
うん、ギターは、なんとか、体裁が整い、そのあとなんとか、歌をいれた。
「せんせ?、私、なんか、音、はずしましたかあー?」
「うん、ところどころ、はずした部分もあるけど、かわいい歌声だから、いいんじゃない?」
「ええっ!?、そんなんでいいんですかあ?」
彼女は、ほっぺたが、真っ赤になっていた、、、、。
うん、そうなのだ。音楽というのは、これで正解!、というのはないんだよねえ?
本人のキャラが、好意的に受け入れられたのなら、それはそれで、最強!、なんだよねえ?、、、
そりゃあもう、バシッとうまく歌って、キメてもらえたら、『一番』、なんだけども、今のところは、そうじゃなくてもいいんだよねえー?
うん、なんか、『可愛い歌声』、そんなことでもいいんだ!
なんというか、完璧じゃないところの魅力っていうこともある、、、。
でも、なんていうか、やっぱり、音程はある程度、取れた方がいいので、彼女には、もう少し、歌の練習もしてもらおうかな?、とは思う、、、。