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橋本  明

14歳からギターを始める。 16歳からロックバンドを始める。 18歳からヤマハ系の講師や、のちにプロとなったミュージシャン達とバンドを結成、数々のコンテストで賞を得る。 25歳 大分市の河合楽器エレキギター教室の創設者となる。 すぐにアコースティックギター講師も兼任。 同時にピアノの先生等のDTM(コンピューター音楽)講師も勤める。 35歳 河合楽器を退社し、36歳、古い一軒家を借りてアキラギター教室を開く。 一時期、全国のカラオケ配信のMIDI制作業務も兼任する。 現在は畑中(奥田)教室に移転。   写真は23歳くらいの頃の、ステージの時のもの。

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2021年1月 8日 (金)

私の音楽機材 53(量子化ビット数)

前回の続きで、今度は音の縦軸・音圧のお話。

 

音は、波で表されるので、前回の動画の例えは、少し違うのか?eye、とは思いますが、感覚的には似てるので、今回もあえて例えてみます。

 

今度は音の大きさを扱うのが縦軸で、CDは、44.1khz(44,100hzだから、1秒間に44100回の音のサンプルが鳴っているので、先頭の1個目のサンプルがどの大きさで鳴っているかを、数値化する。次の44100回分の2個目の音も、数値化、999個目、22000個目、44099個目などと、1秒間に44100個分、数値化する。

 

そのときに、絵だったら、格子状の画面を想像してみてほしい。ここは、黒、ここは、灰色、ここは白、次は灰色、次は赤、、、、などと、格子の目が細かいほど、なめらかなグラデーションや、表現ができる。

 

音でいうと、その格子の数が、『量子化ビット数』、だ。

   

CD は、1秒間に 44,100 回サンプリング(音を採集)、音圧を16ビット量子化、2の16乗=65,536段階、に分けてるということになるらしい。すっ、すごいsign03

 

これが、24ビットや32ビットになると、さらに細かくサンプリングされることになる。

  

ビット数が大きいほど、小さい音から大きな音まで、細かく表現でき、音のダイナミックレンジが上がって、繊細かつ、迫力のある音になる。

 

先に述べた、サンプリング周波数と、量子化ビット数が、高ければ高いほど良い音になる、、、はずである。

 

人間の可聴域周波数は、一般的に、20~20,000Hzくらいと言われているが、私が20代の若い頃、ちょっと、右耳の音がこもっているように感じたので、耳鼻科に行って、聴力検査をしてもらったら、先生が、

 

「君、なんか変なことをしたかね? オオカミに聞こえるような高い音まで聴こえてるじゃないか!、おかしいよ!」

 

と、軽く、叱られた。

  

狼は調べられなかったが、犬は50,000Hzまで聴こえるらしいので、私もそうだったのだろうか?sweat01 

うん、多分、測定機械の不調であろうか?coldsweats01

 

いや、あの頃の機械の電子音というか、高くなればなるほど、風のような音がして、スイッチを的確に押したんだよねー。coldsweats01

 

まあ、それはともかく、人間の可聴域周波数超えていても、高いビットやサンプリングレートで録音した方が、人間は音の良さを察知するものみたいだ。happy01

 

よって、私の実験が始まったのだが、皆さん疲れてきたかもしれず、、、またまた、次回に続く、、、。confident