私の音楽機材 54(音の実験)
今日は暇だったので、先日書いた、『サンプリングレート』、と『量子化ビット数』、を変更して、ギターを弾いて音質の違いが出るか?、実験してみた。
下図のDigital Performerの赤丸のところで、『サンプリングレート』、を変更すれば、『Ultra Lite AVB』も自動で追従してくれる。
画像上部が、Digital Performer、下部が、Ultra Lite AVBの操作画面。
まず、16ビットで44.1khzと96khzに切り替えてみたら、ものすごく大きい差とまでは言えないかもしれないけど、96khzにした時の方が、音が広がったような、ゴージャス感が出た。
さらに『量子化ビット数、を24ビットにしてみたら、今度は『サンプリングレート』、を変えた時よりは、さらに微妙だが、音に、なにかコーティングしたような、まろやかさが出た。
32ビットにもしてみたが、これまた24ビットとは、極めて微細な差しか感じられなかったんで、24ビット、場合によっては16ビットで妥協してもいいかな?、と思った。
下図は左から、16ビット/44.1khz、16ビット/96khz、24ビット/96khzで、24秒間録音した時の、使用バイト数だ。
16ビット/44.1khzが、4.5MB、約倍の、9.7MB、約3倍の14.4MBとなった。
4分の曲に換算すると、4分は240秒なので、ちょうど10倍のデータになるので、45MB、97MB、144MBになる。
私が曲を作るときは、20トラックくらい使うときもあるので、上記の20倍の、900MB(約1ギガ)、1940MB(約2ギガ)、2880MB(約3ギガ)くらいになるだろう。ああ、データ量が大変だ
で、今度から曲を作るときは、間をとって、16ビット/96khzで行こうかな?、と思っている。
まあ、今回の実験の差は、発泡酒とビールの差くらいのものだ。人によって感じ方は違うかもしれないが、私は、酒に関しては、発泡酒でも満足だ。
今回は10秒くらいで切り替えて、比較ができたので、違いがわかったが、一晩眠ると、数値を見ない限り、今、何ヘルツで鳴っているのか?、わからないかもしれない、、、
お酒も、発泡酒とビールを交互に飲み比べれば、違いがわかるだろうが、次の日、目をつぶって、どっちかを飲まされたら、(味に敏感な私でも)どっちか分からないかもしれない、
まあ、そんな実験をしたことがないので、実際にどう感じるかは、わからないけど、、、
音に関しても、16ビット/44.1khzで満足することも、できなくはないが、欲を言うと、やっぱり、差を感じてしまった以上、16ビット/96khz以上にしたくなる。
レッスンは、今まで通り、CDレベルの、16ビット/44.1khzで行こう
そうしないと、今までの生徒さんのファイルを、96khzに変換するのも、ハードディスクも大変なんで、、、あまり差し障りもなく、高音質レッスンが出来ているし、、サンプリングレートに、こだわっているのは私だけだろうし、、、うん、そうしよう!