アクセスランキング

Powered by Six Apart

プロフィール

フォトアルバム

橋本  明

14歳からギターを始める。 16歳からロックバンドを始める。 18歳からヤマハ系の講師や、のちにプロとなったミュージシャン達とバンドを結成、数々のコンテストで賞を得る。 25歳 大分市の河合楽器エレキギター教室の創設者となる。 すぐにアコースティックギター講師も兼任。 同時にピアノの先生等のDTM(コンピューター音楽)講師も勤める。 35歳 河合楽器を退社し、36歳、古い一軒家を借りてアキラギター教室を開く。 一時期、全国のカラオケ配信のMIDI制作業務も兼任する。 現在は畑中(奥田)教室に移転。   写真は23歳くらいの頃の、ステージの時のもの。

« 私の音楽機材 53(量子化ビット数) | メイン | お詫びと訂正 »

2021年1月12日 (火)

私の音楽機材 54(音の実験)

今日は暇だったので、先日書いた、『サンプリングレート』、と『量子化ビット数』、を変更して、ギターを弾いて音質の違いが出るか?、実験してみた。

 

下図のDigital Performerの赤丸のところで、『サンプリングレート』、を変更すれば、『Ultra Lite AVB』も自動で追従してくれる。sun

 

Dpavb2

画像上部が、Digital Performer、下部が、Ultra Lite AVBの操作画面。

 

まず、16ビットで44.1khzと96khzに切り替えてみたら、ものすごく大きい差とまでは言えないかもしれないけど、96khzにした時の方が、音が広がったような、ゴージャス感shineが出た。

 

さらに『量子化ビット数、を24ビットにしてみたら、今度は『サンプリングレート』、を変えた時よりは、さらに微妙だが、音に、なにかコーティングしたような、まろやかさが出た。

 

32ビットにもしてみたが、これまた24ビットとは、極めて微細な差しか感じられなかったんで、24ビット、場合によっては16ビットで妥協してもいいかな?、と思った。

 

下図は左から、16ビット/44.1khz、16ビット/96khz、24ビット/96khzで、24秒間録音した時の、使用バイト数だ。

 

Photo

 

16ビット/44.1khzが、4.5MB、約倍の、9.7MB、約3倍の14.4MBとなった。

 

4分の曲に換算すると、4分は240秒なので、ちょうど10倍のデータになるので、45MB、97MB、144MBになる。

  

私が曲を作るときは、20トラックくらい使うときもあるので、上記の20倍の、900MB(約1ギガ)、1940MB(約2ギガ)、2880MB(約3ギガ)くらいになるだろう。ああ、データ量が大変だsign03

  

で、今度から曲を作るときは、間をとって、16ビット/96khzで行こうかな?、と思っている。

  

まあ、今回の実験の差は、発泡酒とビールの差くらいのものだ。人によって感じ方は違うかもしれないが、私は、酒に関しては、発泡酒でも満足だ。dog

 

今回は10秒くらいで切り替えて、比較ができたので、違いがわかったが、一晩眠ると、数値を見ない限り、今、何ヘルツで鳴っているのか?、わからないかもしれない、、、sweat01

 

お酒も、発泡酒とビールを交互に飲み比べれば、違いがわかるだろうが、次の日、目をつぶって、どっちかを飲まされたら、(味に敏感な私でも)どっちか分からないかもしれない、sweat02

まあ、そんな実験をしたことがないので、実際にどう感じるかは、わからないけど、、、coldsweats01

 

音に関しても、16ビット/44.1khzで満足することも、できなくはないが、欲を言うと、やっぱり、差を感じてしまった以上、16ビット/96khz以上にしたくなる。eye

 

レッスンは、今まで通り、CDレベルの、16ビット/44.1khzで行こうsign01 

 

そうしないと、今までの生徒さんのファイルを、96khzに変換するのも、ハードディスクも大変なんで、、、あまり差し障りもなく、高音質レッスンが出来ているし、、サンプリングレートに、こだわっているのは私だけだろうし、、、うん、そうしよう!penguin