今日の出来事 105 「KOKORO」
4月30日、今日は平成最後の日、やっとストーブを貰ってくれる人が見つかったんで、満タン分の灯油を旧教室の中で空焚きして、明日お渡しすることになった。
冬場のレッスン時は、満タンが4時間半で空になっていたので、朝の9時から11時半まで炊いたのち、昼ごはん、14時から15時半まで炊いて、
『4時間炊いたからあと30分だ。楽勝だねっ!ちょっと休憩してと、、、。』
それから、16時半から17時半まで炊いたがまだ消えない。18時から19時、まだ消えない。20時から21、22、23時、もう10時間炊いたが煌々と明るく燃えている。
教室の前を、大分大学の学生らしき男女が、びっくりした様子で、声を失いながら、通り過ぎてゆく。
まあ、それもそうだよね?、だって真っ暗な教室(電気はもう止めてある)で、怪しい背の高いおっさんが、うろちょろしたり、寝そべっていたりするのだから、、
「仕方ない、もう、休憩を入れず、燃え尽きるまで待とう!」
午前零時を周り、5月1日になり、年号が、『平成』、から、『令和』、に変わった。まだ燃えている。
退屈なんで、MACでROBBEN FORDのライブを見た。
ロベンを見るたび、
『ああ、俺なんて、全然、下手くそなんだよなあ、、、』
って思ってしまう。
彼は素晴らしい ブルースに興味のない私を、こんなにも惹きつけるのだから、、、。
続いて、TVERでドラマを見ようと思ったが、GWだからか?、特に見たいものがない。
仕方なく、ドキュメンタリー番組を2本見た。どちらも面白くなかった。
そうこうしていると、とうとうMACのバッテリーが1パーセントになったので、システム終了した。
時間は午前2時半だった。ストーブはといえば、まだ燃えている。
「もう、13時間半だ!、このストーブは永久燃料でも付いているのか?」
時々、旧教室の表裏のドアを開け、換気しながら、
「ああ、眠くなってきた。いっ、いかん!このまま眠ってしまうと、一酸化炭素中毒になって死んでしまうかも?」
とか思ってたら、3時10分から3時半まで眠ってしまった。
目が醒めると、ストーブがやっと消えていた。
なんか寒いと思ったら、それもそのはず、裏のドアが開けっぱなしだった。
一酸化炭素中毒どころか、泥棒や暴漢に襲われる可能性の方が高かったかもしれない、、、。
それにしても、このストーブ、約14時間半、灯っていた。いつもより10時間も余分に頑張ったことになる。
私は思った。
「このストーブも私と離れるのが名残惜しくて、約14時間半も粘ったのかもしれないねえ。機械や鉱物にも、『心』、っていうものがあるのかもしれないねえ?」
決して私はオカルト好きではないが、今回は考えさせられた。
あっ!水金地火木土天海、全てに人間が住んでいるよ!、お月様も!、、っていう宇宙オカルトは好きですねえ~(笑)