ギター男子とのトーク 68 「先生!、初めて人前で演奏しましたあ!」
今月の最初、2年くらい習っている50代のダンディーな男性生徒さんが、娘さんの願いで、娘さんの結婚式でギターを弾いたらしい。
私もその、1ヶ月くらい前に相談されたので、
「う~ん、間に合うかなあ?、でも、やれるだけ頑張ってみましょう
」
「やっぱり、新婦の父がギター弾くっていうのは、おかしいですよね?、やっぱ新婦の親はじっと大人しく座ってるもんですよねえ?、
娘にやめるように言いましょう!」
「ん?、いや、それは今の時代、全然、おかしく無いんじゃ無いですかあ?、なんか織田信長などの時代には、新婦の父親が、一曲歌を歌うみたいなイメージが、、、
私の記憶が正確かどうかは保証できませんが、、、。あっ!そうだ、ネットで調べてみましょう!
、、、、ああ、よくあるみたいですねえ?、まあ、是非は賛否両論あるみたいですが、、、。
私は、今の時代、全然あっておかしく無いし、むしろ、『お父さんがあの時、ギターを弾いてくれた!』、って感謝されるっていうかあ?、娘さんにとって、いい記念・思い出になるんではないでしょうか?」
で、本番当日、式場の専属?のピアノの人がいて、急に曲の構成を変える提案をされて、彼はびっくりしながらも、リハーサルをした時は、なんとかうまくいった。
しかし、いざ本番になると、彼は心臓がバクバクして、途中コード進行がわからなくなり、適当に知ってるコードを弾き始めてごまかしてたら、若い人たちから、「お父さん、頑張れー!」、という声がワイワイと上がって、会場が笑いに包まれ、非常に盛り上がったらしい、、、。
結局、お父さんのギターに合わせて、新郎新婦が歌を歌ったらしい。うん、素晴らしい光景じゃないですかあ?
「〇〇さん、ビデオができたら、僕にも見せてくださいね?」
「いいえ、先生には、絶対見せません!、娘にも俺のところだけはビデオ消しといてくれ〜
、って言ってるんですよー(笑)」
「あ~、そうなんですかあ?、ビデオ見たかったなあー(笑)
初演奏が娘さんの結婚式なんて、素晴らしいじゃないですかあ
」