ギター男子とのトーク 142 「GIBSONのエレアコ買いましたー。」
2月6日、今日は2年ちょっと、エレキギターを習っている男子大学生の日だった。
彼や、女子大学生たちは、授業などの関係で、毎回、来る曜日も時間も違う、『不定時』のレッスンを受けている。
当教室では、『不定時』、という言い方をしているが、英語で言うと、『フレキシブル』、になるのだろうか?、わからない?、、、調べてみる気もしないので、当分、私が昔、なんとなく思いついた、『不定時』で、言い続けて行こうかな?、、、、ちょっと表現が古く、硬いような気もするが、、、まあ、いいかあ?、、、。
彼はずっとエレキを習ってきていたんだが、先週くらいに、GIBSONのエレアコを、中古で買ったらしい。15万円だったそうだ。
GIBSONのHP-665SB(SB はスモールボディーの意)
新品で買うと、よくは分からないみたいだけど、30万円くらいかな?、とのこと、、。
まあ、半額と思えば、安いが、中古で15万は、やっぱ、それなりに高額だ。
私はシンセや、デジタルレコーダーなどの電子機械はたまに中古で買うこともあるが(すぐ壊れることも多い、、)、ギターの中古はまず買わないし、生徒さんにはお勧めしていない。
それは今まで、生徒さんが買った中古とかを見てきて、そう思ったからだ。
まず、ネックの反りがひどいギターが多かったし、電気系統が痛んでいるギターも
、ちょくちょくあったからだ。
まあ、運が良ければ、状態の良いギターが買えることもあるとは思うが、、、。
私は中古ギターの場合、どんなお店の言うことも信用しづらく感じるのだ。
まあ、私が中古を買うとしたら、信頼できる人(私みたいな)、から個人的に、実物も充分見させてもらって、買うの方が、抵抗は少ないかな?
さあ、彼のギターだが、まず、彼がチューニングを始めて、6弦を鳴らした。
「〇〇くん、もう、すでにいい音が出てるじゃん!」
「そうですか?」
「うん、生徒さんが弾いても、いい音が出るのは、いいギターだよ。」
それから私が、それを弾いてみて、
「うん、やっぱいい音だよ!、スモールギターにしては、よく鳴るねえ。」
「ええ、だって、アレキサンドロスの、『川上洋平』、が使ってるのと同じですから、、。」
彼は、『川上洋平』氏の大ファンらしい。、っていうか、いつもの彼の話を聞いてると、もはや、『信者』、だ!
まあ、変な宗教と違って、その分には、害はないだろう?、、、
ちなみに私は何かを信じるタイプではないが、しいて言えば、『APPLE』、と、『MOTU』、『FENDER』、『ROLAND』、『NATIVE INSTRUMENTS』『ロベン・フォード』、『パット・メセニー』(ああ、まだまだいっぱい出てくるかも?、、)、の信者になるのかもしれない?
うん、電気系統も壊れてない。
ネックは6弦側も1弦側も、軽い順反りで、6弦側の方が少し反りが大きいが、どちらも許容範囲で、あえて調整の必要はないくらいだ。問題ない。
ただ、多分、012ゲージの010からすれば太めのセットを張っているので、鳴りが良い面もあると思うんで、多少、弦が硬くても、このゲージで行った方がいいだろうと、彼に伝えて、レッスンを始めたのだった。
まあ、中古にしては、いいギターを買ったんではなかろうか?、、、めでたしめでたし。