ギター男子とのトーク 135 「FENDERのストラト、買いましたあー! その2」
先日の、FENDERのストラトを買った男子大学生の続き、、、。
FENDERといっても,JAPANなのだが、価格は14万円ちょっと、だったらしい。
彼によると、『HYBRID 2 』、という機種で、普通の色なら、サウンドハウスなどの安い通販で、9万円代、で売っているらしい。
だが彼のは、色が木目が透けて見える、シースルーレッドとでも言いましょうか?、すごく綺麗な色だ。
昔から、ナチュラルや、トラ目など、木の素材がよく見えるギターは、メーカー側も、音の波が沈滞する原因にもなる、『木の節目』、を見せるわけにはいかないのだろう?、よって、少し材質的にも音質がグレードアップするのかもしれませんね?
とはいって、私はギターを教えるのが専門で、ギターの種類とか、構造、今どんなギターが良くて、売れ筋なのか?、新製品はどんなものがあるのか?、とかは、ほぼ全く知らないのです。
その辺は、楽器店の店員さんの方が、詳しいと思います。
彼は買う前に、私に相談してきた。
『先生、あと数万円でUSAに、手が届くんですが、どっちがいいですかね?」
「そりゃあ、USAでしょ!」
「でも、福岡の店でJAPANとUSA、弾き比べたんですけど、圧倒的にJAPANのネックの方が細く感じて、弾きやすかったんですよね?。音はやはりUSAの方が太くていいかな?、とは思いましたが、、、。」
「うん、そうなの? ネックの太さって違ったっけ? 調べてみるね?」
調べてみると、
「ああ、本当だ!、JAPANが42mm,で、USAが42,7mmだね? この0,7mmっていうのも、実際弾いてみると、結構、違いを感じるかもね?
俺もだいぶ昔、30万円のUSAストラトを持っていたけど、今、思えば、少し太かったような、、、。」
そして私が彼のストラトを弾いてみると、少し中高域が出る(中高域が出るといっても、YAMAHAとかとは出方が全く違う)硬めの音だが、今の若い人の音楽に合いそうな、まあまあ良い音だった。
「まあ、何十年も前に買った、俺の定価7万5千円の、FENDER JAPAN、(ピックアップはUSA)、ストラトの方がいいけどね? 』
「そうですよねえ?、やっぱピックアップを、USAに換えた方がいいんですかねえ?」
「いや!、それは換えてみなければわからないよね? 木との相性とかもあるしね?、なんとも言えないね。逆に悪くなることもあるかもしれず、、???」
「そうなんですね?」
「うん、まあ、今のままでも結構いいんで、何年か使って行って、不満や欲が出てきたときに、チャレンジしてみればいいんじゃないの?」
「ええ、そうですね。そうします。とりあえずストラトが買えて、とても良かったです。今までのジャズマスターや、レスポールとかと全然違って、かなり弾きやすくて、音もいいです。」
「、、でしょー? 」