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橋本  明

14歳からギターを始める。 16歳からロックバンドを始める。 18歳からヤマハ系の講師や、のちにプロとなったミュージシャン達とバンドを結成、数々のコンテストで賞を得る。 25歳 大分市の河合楽器エレキギター教室の創設者となる。 すぐにアコースティックギター講師も兼任。 同時にピアノの先生等のDTM(コンピューター音楽)講師も勤める。 35歳 河合楽器を退社し、36歳、古い一軒家を借りてアキラギター教室を開く。 一時期、全国のカラオケ配信のMIDI制作業務も兼任する。 現在は畑中(奥田)教室に移転。   写真は23歳くらいの頃の、ステージの時のもの。

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2023年6月17日 (土)

ギター男子とのトーク 136 「普通サイズのアコギ買いました。」

6月日、今日は、先日も話した、ミニギターしか持ってない、60代の新人男性生徒さんが、普通サイズのアコギを買って持ってきた。

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メーカーは、モーリスだ。

 

大分の楽器店で、新品で46000円が、36000円で買えたらしい。

 

製造中止のタイプなので、多く値引きしてもらえたそうだ。

 

最初、彼は買う時は、先生(私)に一緒についてきてほしい、と言ったが、私は今は忙しいので、お断りした。

 

そういえば、何年か前まで希望者には、付き添ったこともあったが、今はやってない。

 

そのかわり、購入時のアドバイスとして、『普通のサイズで、新品であること』、『ネックの反りがなく、真っ直ぐであること。』、などの購入時のワンポイントレッスンなどをした。

 

ネックの反りは初心者には分かりにくいんで、店員さんを信頼して、聞いてみるしかない。

 

楽器店のギターでも、私は昔、反っているギターを、たびたび見かけた事があるからだ。

 

彼のギターは、ごく軽い順反りで、全然大丈夫、許容範囲内だ。調整も今の所、必要ないだろう。

 

ん?、私がなぜ?、『ごく軽い順反りで、全然大丈夫』、というのか?、『完全に真っ直ぐじゃないといけないんじゃないのか?』、

 

ええ、、それはもちろん、その方が理想的ですが、まあ、完全に真直ぐなものを買ったとしても、わずか数ヶ月で、軽く曲がってしまったりするものなんですから、それは、そこそこで、、、ということになってしまいます。

 

でもまあ、最初だけは真っ直ぐであってほしい!、というのは、人情でもあり、私もそういうものを選びたいですね。まあ、結局、多かれ少なかれ、すぐに曲がり、ねじれが出てくるものなんですけどね?、、、

 

そうそう、私がなぜ、中古ギターをお勧めしないかというと、ネックの反りが、あまりにひどい場合、ロッド調整しても、直らない場合があるからだ。

 

彼の新しいギターを弾いてみると、うっすらと、『とろ~ん』、とした響きがあった。

 

いいギターほど、この、『とろみ』、が多くなる。

 

まあ、安い割には、そこそこいいギターを買えたと思う。

 

彼が言うには、

 

「先生、前のミニギターと比べて、このギター、音が明らかに違うのは分かるんですが、音が良くなったかどうかは、私にはわかりません。」

 

それを聞いた私は、一瞬、ドリフの、『だめだこりゃ!』、と言う言葉を思い出したcoldsweats01が、

 

〇〇さん、明らかに音も良くなってますよ。」

 

「そうですか?、ほんとに?eye

 

「本当ですよ。happy01

 

彼は、ほんの少し安心したような顔をした。