ギター男子とのトーク 131 「DP・DTMレッスン」
12月〇日、今日は40代の、もう7年目を迎える男性生徒さんの日だ。
彼は来年から、仕事が、大分と他県を半々に行き来するようになりそうなので、今月で一旦やめて、来年落ち着いて来れるようであれば、『不定時』、の習い方で、また習いに来るかもしれないらしい。
彼は最初からずっと、アドリブを習っている。
3.4年くらい前に、MACとDIGITAL PERFORMER、安いオーディオインターフェイス、コンデンサーマイク等を買って、自作の曲の録音などもして、そのことも時々習っている。
今日はギターを教え始めようと思ったら、いきなり彼が、
「あのー、先生、DPで自分が作った音源のフェードアウトをしたいんですが、その場合、いったんバウンスして、AIFFファイル(CDの規格)に落として、またそれを読み込んで、そのファイルにフェードをかけてるんですが、そうすると、『音質が劣化するかもしれません。』、などと、表示されるんですが、他にいいやり方ってありませんか?」
「ああ、随分、ややこしいやりかたを、やってますねえ? うん、多分、できるだけDP内で、24bit、96kHzとかの高い解像度で作業して、最終的に、AIFFファイルなどに落とす、とかの方が、いいかもね?」
「どうやって? 一つ一つのトラックにフェードをかけるのは、面倒なんですが、、、」
「うん、そんなことをしなくても、ここをクリックして、マスターフェーダートラックを作って、そこだけにフェードをかければ、一括で全体に効くよ。」
「なるほど!」
彼は、レッスンノートにその過程を、ササっと書き込んでいた。
「それにフェード機能を使わなくても、シーケンスウィンドウで、オーディオのWAVEを表示させて、ペンシルツールで、volume データのラインを引くだけで、思い通りのカーヴが描けるよ。」
「なるほど!」
また、彼は、レッスンノートに、書き込んでいた。
デジタル系のレッスンは、まあ、こんな感じです。