ギター女子とのトーク 111 『先生、なにかいるんじゃ???、、、』
11月〇日、今日は、綺麗な、当教室ではめずらしい主婦の方の日だった。
『めずらしい』、というのは、私は今まで、700人以上、もしかすると800人超えてるかもしれない数の生徒さんを教えてきた中で、主婦の方はわずか3、4人くらいしかいないからだ。
ほとんどの主婦の方は、仕事や家事・子育て等、忙しいみたいで、それは私にも容易に想像できることだ。
もちろん彼女も忙しいみたいだが、幸い、ご家族の理解や協力が得られてるみたいで、習いにくる事ができている。
忙しい日々の中で、自分自身のための趣味を持つことは、人生を楽しく過ごすためにも、意義のあることだと思う。
彼女は話すのが好きみたいで、レッスン開始前と終了後に5分~10分くらい話す事が多い。
話の内容は多岐にわたるが、けっして退屈な内容ではなく、話の面白い人だ。
まあ、他愛もない話がほとんどだが、、、。
今日も5分くらいお話をした後、レッスンを始めた。
運指練習をしようとテンキーを見た瞬間、まだ何も触れてないのに、突然、DIGITAL PERFORMERのドラムが鳴り出した。
私が、
「え~!?、まだ何もしてないのに、勝手に動き出したあ~! ついに俺もテンキーさえ打たずに、思念だけを持って、MACをコントロールできる超能力が身についてしまったのかあ?」
彼女が、
「うふふ、先生?、なにか霊でもいるんじゃないですかあ?」
「いや、そんなものはいるわけがないよ。いるとしたら、『音楽の神』、だね。」
「あはは、それはいいですねえ。」
なんてことを言いながら、楽しいレッスンが始まった。
、、、、PS、、、、
後日、原因がわかったような気がした。それは神でも、機械の故障でもなく、BLUE TOOTHのエコノミーモード復帰からのタイムラグによるものみたいだ。
私もテンキーを2回、打ったことを、その復帰する5秒くらいのタイムラグで、忘れてしまっているんだろうと思う。
確かにテンポを打ったことは覚えているが、いつもの癖で、エンターを2回打ったのだろう。一回目はテンポの確定、2回目はシーケンススタートの役割を持つ。
この意味がわからない人は、スルーしてもらって大丈夫です。