ギター女子とのトーク 110 『センセ、ありがとう!』
10月〇日、今日は女子中学生たちや女子大生など、偶然、女子だけの日になった。
今は、たまたま女子生徒さんが少ないが、当教室には昔から、女子もよく習いに来る。
私は男女問わず、小学生から60代の方まで、気軽に話すほうだと思う。
もちろんレッスンに来られた時にだけど、、、。
レッスン時以外に人と話すことは、よっぽど必要な時以外、まずない。
お店のレジの店員さんと、
「レジ袋入りますか?」
「いりません。」
「297円になります。ありがとうございました。」
「ありがとう。」
くらいは話す。
さて、今日は、女子中学生の一人が、
「センセ、文化祭のオーディション、うかったー! ありがとう!」
文化祭に応募した生徒の半分くらいしか通らないらしい。
「そうね? 良かったね! うん、うかるような気がしてたんだよ。」
「ふ〜ん、そうなの?、、、
学校の審査員の先生たちが、ギターはめずらしいので、通す理由の一つにもなったって言っていたの。」
「うん、高校生になったら、ギターやってる人が、ちらほら増えるだろうけど、大分の中学では、まだそんなにはいないかもね?」
「うん、そうみたい。」
「まあ、うちには、女子、男子、中学生がよく来てるけどね。」
「あと、せんせ、この足を置くのって、なんていうの? どこで買えばいいの? ギターを乗せた右足を、弾きやすいようにつま先立てて弾いてたら、緊張もあって、足が、『プルプルっ』、って震えるの。」
「ああ、足台ね。普通、クラシックの人が使うことがほとんどだと思うけど、座って弾く時は、あったら便利だよ。通販でもいいけど、本番まで日がないから、島村楽器とかで買ったほうがいいかもね?」
「うん、そうする。」
その後、本番を終えて、結果は成功だったみたいで、下級生の(彼女が言うには可愛い子たちらしい)女の子たちから、『先輩、私たちも来年は楽器を弾きながら歌いたいですー」、と言われたらしい。
うん、彼女はもう、人に良い音楽的影響を与えている。