ギター男子とのトーク 86 「ギターも持ってないんですけど、、、。」
先日、体験レッスンに50代のダンディーな男性が来た。
彼は、高校時代にクラシックギターを1年くらいしていたが、今では弾き方も全く覚えていなく、アコギを始めたいが、まだ、ギターも持ってないらしい。
一通り、アキラギター教室のルール(まあ、だいたい世間一般の常識を元にルールを決めているが、音楽業界独特のルール、また、当教室独自の、人に優しいルール?がある。
だが、できないことはできない!、というところもある)、を説明したのち、私がいろんな奏法を曲を弾きながら説明して、今度は生徒さんにギターを持ってもらって、初心者なので、基礎の基礎を教えた。
「あ~、先生!、基本練習、結構、難しいんですね~」
「いえ!、〇〇さん、結構、指の動きがいいですよー。すぐ上手くなっていくと思いますよー。保証はできませんが、、、練習次第ってところもありますからねえ、、、。」
「そうでしょうね。」
「では、〇〇さん、もし、習いたいときは、1週間以内にお返事くださいね? 習いたくないときは連絡しなくていいですよ。断るための電話は、しにくいでしょうから、、。1週間、連絡がなければ、今回はお流れと理解します。」
「いえ、先生、私はもう決めました、ここで習わせてください」
「あっ、はい、ありがとうございます。」
うん、最近の人は、老若男女問わず、決断が早い! 、嬉しいことです。 まあ、早く決めていただかないと、希望時間を次の人に取られてしまう可能性もありますけどね?、、、
「〇〇さん、ギター買いに行くの、付き添いましょうか?」
「ええ、そうしてもらおうか?とも、思ったんですが、先生と私の空いた時間が合いそうもないんで、なんとか自分で買ってきます。」
「ああ、そうですね。では、私もギター自体には(店員さんほど)詳しくはないんですが、買うときのポイントをいくつかお教えしときますね。」
、ということで、いろいろ教えた。
彼は、できるだけ早めに買って、習いに来ることになった。