ギター男子とのトーク 65 「テストの日」
〇月〇日、今日は7人分(30分レッスンを一人と換算)教えた。昨日は9人分だった。
今日は、そのうち3人の男性が、今まで習った曲のテストだった。一応、パソコンに録音してみることにしている。
テストは、みなさん緊張して、何十テイクも重ねる人が多い。1発で合格の人もいる。
よくテストで失敗するたび、
「す、すみません」
、と私にすごく悪いことをした感じで、謝る生徒さんがいるのだが、私は、
「〇〇君、俺に気を使う必要はないよ!、俺はこうやって、パソコンのテンキーを、『スタート・ストップ・取り消し・巻き戻し・またスタート、、、等と』、カシャカシャやってるだけだから、なんの苦労もしてないよ!
。」
、というと相手はケラケラ笑って、少し緊張がほぐれる感じになりますね。
私も自分の曲を録音するとき、その日の調子にもよるが、2.3テイクで終了するときもあれば、3.40テイクなんて事も、ざらにある。
生徒さんの場合は弾き損じ、単純に弾けてないミスが多いのだが、私の場合はミスは少ないが、ノリや表現が自分自身で気に入らなくて、録り直し地獄(笑)に入ってしまうことがほとんどだ。
今日は3人とも時間内になんとか合格した。めでたしめでたし、、、。
結構、あま~い審査でしたが(笑)、、、
まあ、音は綺麗に出なくて、プチプチいったとしても、まあなんですが、演奏が止まったら、不合格
です。
みなさん、
「1曲やっと片付きましたあー。肩の荷が下りた感じで、ホッとしましたー。先生もこの曲、教え飽きたでしょう?」
「ええ、教え飽きましたあー(笑)、とりあえず今の録音聞いてみましょうね?」
みなさん、自分の演奏を聴きながら、苦笑いしたり、爆笑したりしてました。
「弾いてる時は、もうちょっとマシかな?って思ってたんですが、僕はまだまだですねえ、、、。」
「ああ、録音は自分の演奏を、ある程度客観的に聴けるので、シビアですよね?
でも、初心者にしては良い方だと思いますよ。
今後、この曲は教室で弾いてもらうことは、ないとは思いますが、せっかくのレパートリーなんで、毎日、1回は弾いていってくださいね?」