ギター女子とのトーク 63 「先生!ギター忘れてきましたあー!!」
〇月〇日、20代の女子が、ピンポンを鳴らしたので、玄関まで出迎えた。すると彼女は気まずそうに、、、
「あの~、先生!ギター忘れてきましたあー!!、すみません、うちの玄関までは持って来てたのは覚えてるんですが、多分、玄関に置いてきたままですー、、、
」
「あははっ!(笑)、〇〇ちゃん、すごいねえ?、河合時代から今まで、楽譜を忘れてきた生徒さんは何人かいたけど、ギター本体を忘れてきた生徒さんは初めてだよ!
、仕方ないんで、今日はこの、エレキをアコギの代わりに、弾いてもらいましょうね?
」
「えへへっ!(笑)、すみません!、私も、我ながらびっくりですー」
その事を次の日に来た、また別の20代の女子生徒さんに話したら、
「いやっ!、先生!、そんなに不思議なことではないですよー?、
実は私も今日、ギターを忘れたのに気付いて、家に取りに帰ったんで、少し遅れたんですよー
」
「え~?マジなの??、君たちは、『ギターなんかどうでもいいから、先生(私)に、ただ、早く、会いたい!!』、っていう気持ちだったんだね?」
「え~、先生?、私も、多分その子も、絶対!、そんな気持ちでは無い!、と思われますー!!(笑)、ただ単純に、『うっかり』、してたのですー」
「え~?、〇〇ちゃんったら、Sなんだからー(笑)、少しは言葉だけでも、ノリでサービスしてくれてもいいじゃないの~?」
「う~、先生?、ないものはない!です~(笑)」
彼女たちは現実を決してねじ曲げない、ありのままを直視し、言語化する、非常に冷徹な知性
を持った女性たちであった。すっ、素晴らしい