ギター女子とのトーク 62 「先生!お久しぶりですー!!」
〇月〇日、彼女は連絡をくれながら、しばらく休んでいたが、本日復帰した。
今月から4年目に入る。
彼女は最近の子にしては珍しく、おとなしく、若いながらも、この鈍感な私ともなんか、『アイコンタクト』、がとれるような気がする?
、美女
だ。
「〇〇ちゃん、忙しかったの?」
「ええ、ちょっと、〇〇の資格試験を受けていたんで、、、」
「ええ?、それって、〇〇ちゃんには向いてなさそうだし、今の仕事とも関係ないんじゃあ?、、、」
「ええ、、、私には向いてないと思いますー。でも、万が一、今の仕事を辞めた時にも、資格を取ってたほうがいいかなあ?って、、、」
「ああ、〇〇ちゃんも色々、苦労してるみたいで、何かと考えてるんだねえ?」
なんか、彼女は、健気で、素敵です 何も考えてない私は、、、、??
「ところで、今日は何を教えたらいいの?」
「ええ、前に習ってた、この曲を全部忘れてしまったんで、一からおさらいしたいんですけど、、、。
」
「うん、わかった。それとこの前、教えそびれてた、フォーク系の、『カッティング』、も教えるね。」
彼女は、基本エレキだが、アコギもたまに弾く。エレキではブラッシングミュートも、そつなくこなす彼女だが、右手のひらを、弦にぶつけてミュート音を出す、アコギの、『カッティング』、は初めて習うみたいだ、、、。
彼女は初めての体験にびっくり、した様子で、戸惑っていたが、3分もするとマスターした。
そして、以前の曲を教え直しても、スラスラすら~と、飲み込みが速く、わずかワンレッスンで曲の80パーセントを飲み込めて、ほぼ弾けるようになった。素晴らしい
このように女性の大半は音楽的素質があり、生まれつきに音感・リズム感、等、優れてる子が多い
だが、彼女みたいに、レッスンが続く子は少ない。
大半は少し音楽的にぎこちない面が多い男子のほうが、頑張って続く子が多い。
よって結果的に長く続いた男子の方が上手くなっていくケースが多くなる。
才能のある女性は多いのに、みなさん続いていればもっと上手くなってたのに、、と、残念に感じる今日この頃だ。
彼女は才能がすごくあるし、幸い続いているのだが、やはり男子生徒さんよりはかなり、のんびりした性格だと思う。
でも、続いていってくれてるので、まあ、いいかあ?(笑)
「じゃあ、今日はここまで、、、では、次回まで練習頑張ってくださいね?、お疲れ様でしたあー」
「ああ、はい!、あの~?、先生?、月謝をお支払いしたいのですがー」
ああ、いかん、いかん、彼女の美しさに見とれて、月謝をもらい忘れるとこだった、、、(笑)