ギター男子とのトーク 60 「先生!妹から褒められましたー」
4ヶ月ほど前、同じ月に、40代以上の男性が3名、20代女性が一人、入った。
明日は不定時希望の、30代男性の初レッスンがある。
当教室で体験レッスンを受けられて、入会される方の確率は90パーセントくらいですかね?
1週間以内に入会の返事をいただいた方が、習うことになります。
「うーん、ちょっとやめとこうかな?」と、思った方は、電話で断ったりするのが話しづらいだろうので、無連絡で結構です。こちらから勧誘や、催促の電話をすることはありません。
当教室では、無理に勧誘したりすることは絶対ありません。逆に稀に、「考え方や姿勢(奏法や期間、習う日時の設定の幅が異常に狭い方等)」、が合わない方はお断りすることもあります。
普通、多くの方は大丈夫です。
先日、50代の年上の男子生徒さんが、やっと1曲なんとか形になってきた。
彼はいずれ、老人ホームで慰問というか、ギターを弾いていきたいらしい。
す、素晴らしい 私にはそんなボランティア精神はほとんどないから、、、。す、すみません。
「〇〇さん、この1曲なら、もう少し固めれば、クリスマスの頃にはもう老人ホームデビューできますよ!」
「いや、先生、最低3曲くらいは弾けないと厳しいですねえー」
「ああ、そうなんですかあ?、では出来るだけ簡単な曲をあと2曲増やしましょうね?」
「ええ、お願いします」
レッスンが終了すると、彼はこのコーヒーを差し出して、
「あのー、これ、ドイツでプロのクラシック音楽家をしている妹が、『先生に兄がお世話になってますー!』、と、、、ダルマイヤーコーヒー プロドモです。」
「ああ、ありがとうございます!」
「妹に先日、私のギターを弾いて聞かせたら、3ヶ月ちょっとにしては上達が早い方だわね?、と褒められましたー」
「いやいや、〇〇さん、まあ、3ヶ月ちょっとにしてはそうですが、今後の目標としては、もうちょっと音がちゃんと綺麗に出るようになってくださいね?」
「はい、頑張ります!」
早速、コーヒーをブラックで飲んでみたら、すごく美味しかった。
もしかすると、今までで最強のコーヒーかもしれない、、、。