ギター女子とのトーク 53 「先生!?、初めての曲が出来ましたあー!(笑)」
数週間前のこと、20代の習い始めてもうすぐ1年になる女の子、、、。
まだその時は教室の、『暑さ対策』、をしていなくて、彼女が来た日の室温は、『34度』、真夏の日と同じだった。
「先生! 非常に暑いですー!」
「ご、ごめんね、来週中にはなんとか対策を考えるね、、、。これは、エアコンを買い換えんといけんかもねえ?、、、
」
「お、お願いしますうー、、、」
一昔前ならエアコンも無く、学校の授業とかは暑さを根性で乗り切ってたけど、
今は、(特に音楽教室では)そういう時代ではない
まあ私自身も昔から、『音楽はできるだけ良い環境で、すべし』、という考え方なので、早くなんとかするべきであると思っていた、、、。
のちにすぐ、間仕切りカーテンをすることによって、その問題は解決するのだが、、、
私がパソコンの設定をしている時、彼女が、
「暑い~、暑い~
、暑い~
、
」、
っと彼女は、彼女の今まで習って知り得たあらゆるコードの中から、(C・Am・Em・Dm7・Fmaj7,G7、など)ほぼ、Cのダイアトニックコードだけを直感的に選んで、じゃら~ん、じゃら~ん、と鳴らしながら、即興で歌った。
もちろん、歌詞は、『暑い~、暑い~、暑い~、』、だけなんだが、
うん、なんか素晴らしい
ちゃんと、コードと彼女の、『暑い~、』、っという歌詞やメロディーが、曲になってる。
「〇〇ちゃん? いい曲が出来たやん?、うん、君、才能があるんじゃないの?」
「エッ? えへへっ、、、」
うん、そう、彼女は何の気なしに、遊びで作曲したみたいだけど、本当に筋がいいと思う、、、。
今では私の教室、カーテンで間仕切りをしたんで、だいぶ涼しくなった。
エアコンの風を弱めたり、羽を上の方に向けたりしないと逆に寒いほどだ。
今度は、
『先生!? 寒い~、寒い~
、寒い~
、
』
、って曲を作曲してもらおうかな?(笑)