ギター男子とのトーク 48 「先生!? 照れるんですけどおー、、、」
◯月◯日、今日は、ダンディーな年配の男性生徒さんを教えた。
「え~、じゃあ、〇〇さん、いつものブルースの課題をそのまま、弾いてもらいましょうね?」
「あっ!はい!」
彼はなんと、多分、よく練習してきてたのだろう?、今回、完璧に弾けだしていた。
「〇〇さーん、すごいじゃないですかあ? 第一段階クリアですー」
「あっ!、ありがとうございますー。まだ、ぎこちない部分はありますが、、、」
「ええ、確かにそういう部分もありましたけどね?(笑)、でも、かなりいい線、行ってましたねえ? では次のステップ・新しいパターンを覚えましょう」
「あっ!、はいっ」
彼は次のステップではかなり苦戦した。
「先生、わかりましたあー、また今度練習してきますー」
、っと言って、これ以上ここで煮込むのを嫌がっているように見えた。
「ん?、〇〇さーん、もうちょっと練習、続けましょうよー?」
「ええ、先生、ごめんなさい 家でやってきますー
」
「ええ!?、そうなんですかー?」
、っと気楽な(押し問答的)会話をしていたが、私は、ふと思った、、、
「うん、そうですねー。〇〇さん、もし、僕が今、苦手な社交ダンスとかを習いに行ってたとしたら、やっぱり、すぐできないと、『すみません!、家で練習してきます』、って言うかも?ですね?
」
「ええ、、先生、そうなんですよー。歳をとると、「できない自分』、を見られるのが恥ずかしいんですよー、だから、家に持ち帰りたいんですよー、、、
」
「うん!、納得です なんか、、『社交ダンス(私は興味ないけど)、を習いに行ってる自分』、を思い浮かべると、自分も、『そうじゃないかな?』、って納得ですー
」
私は、年齢を重ねてはいるものの、何から何まで経験してるわけじゃありません。音楽だけしかやってきてないので、もしかしたら、20代の若者よりもいろんな面で、実経験が少なかったりして、、、
ですから、何か、『おや?』、って自分の経験外で疑問に思うと、今までの経験則を束ねながら、『もし、自分がその立場だったら?』、っと想像を巡らして、できるだけ理解しようとしてみることにしています。
まあ、それで、だいたい的を得ている場合が多いようですが、あまりにアバンギャルドな人の場合は、
『ごめんなさい』、的外れになってしまうと思います、です、、、
うん、そうなんですね? 男性はプライドの関係からなのか? その場で、ずっと練習するのが恥ずかしくなる時があるんでしょうね?、40歳以上の男性に多いように感じます。
ん?、そういえば、女性でそういう経験したことはあまりないかもね?
うん、多分、思い起こせば、ほとんど全ての女性は、その場で練習してクリアしようとするね?、、
ああ、やっぱり、男女の違いってあるのかなあ?
まあ、この場合、女性のスタンスの方が、習う姿勢として、『正解』、だろうが、『恥ずかしいものは恥ずかしい、しょうがない
』っということで、それも受け入れた上でのレッスンをしていこう!、と思ってやって行ってます。
うん、教え方も生徒さんによって色々変化(根本的な部分の教え方は同じだが、、。私のレッスン内容は綿密で真面目だと思います。雑談は多少いい加減?)するんです。
マンツーマン(個人レッスン)だと、幸い、それができるんです。
それは、一人一人とちゃんと向き合った、その人に合わせた、良い教え方だと思うんです。
まだまだ、もう少し空き時間は確保できます。
本格的、or、のんびり習いたい方、いずれも、お待ちしています。