ギター女子とのトーク 113 『先生、大分弁って、、、』
11月〇日、今日は、主婦の方の日だった。
彼女は何年も前に、青森県から大分に嫁いできたらしい。
何週間か前、青森に帰ったついでに、青森産の『南八甲田 高原そば』、というのをくれた。
とてもおいしかった。
「先生、コロナの影響でなかなか帰れず、何年かぶりに青森に帰っていた時、大分に長く住んでたため、『津軽弁』、を、かなり忘れてしまってたんです。」
「ああ、そうなの? 大分弁は他の九州の県とは違って、『なまり』、がほとんどない(イントネーションが、ほぼ標準語と同じ)からねえ。まあ、大分弁特有の方言はいろいろ、あるんだけれども、、
東京から仕事で大分に来ている生徒さんも、『ほんの少しのアクセントのずれがあったり、独特の方言はあるけれども、文章の流れで理解できるし、最初から言ってることがほとんど全部分かった。』と言ってたよ。」
「そうですよねえ? 私も九州の他の県の言葉を聞いたことがあるけど、大分弁だけは、『なまり』、がないですよねえ?なんか、大阪弁に近い?」
「うん、なんか昔調べたら、岡山弁に近いと書いてあったよ。岡山弁自体を俺は知らないんで、なんとも言えんけど、、、。」
「へえ?、あっ!、そうそう、私は、『津軽弁』に一番近いのは、『鹿児島弁』、だと思います。」
「へえ?、そうなの? 『鹿児島弁』を話す、女の子とお酒を飲みに行った時、彼女が酔ってきて、『鹿児島弁』全開で、喋り出した時、1分以上の話で、聞き取れたのは、『犬』、という単語だけで、あとは何を言ってるのかさっぱり分からなかったよ。あと、『佐賀弁』と『熊本弁』も、全開で喋られたら、英語より分からなかったよ。」
「へえ、そうなんですかー。」
こんな話をしながら、レッスンが始まっていくのだった。