今日の出来事 224 『袋売りの少女 2 』
私は、また今日も、ディスカウントショップに行く。
今日も、ワインやお茶類を買って、混雑しているレジへと向かった。
基本、誰もと同じように、私も一番空いているレジへと向かう。
今日は、かわいい、『袋売りの少女』、のレジが空いていたので行こうと思ったら、すぐ、男性店員に囲まれて、集金中となり、『レジ中止』、の札が立っていた。
仕方なくその隣の、レジに並んでいると、『袋売りの少女』が、
「こちらへどうぞ!」
と、私を別のレジへと誘導した。
「(レジ)袋はいりますかあ?」
「いえ、いりません。」
『ああ、これこれ、この些細な会話が癒されるんだよなあ?』
、なんて思いながら、会計に入ると、彼女は、手渡しでお釣りをくれた。
そうなのだ!
いつもはそっけなく、あのレジのお皿の上にお釣りを置く彼女が、いつも久しぶりに行くと、手渡しでくれるのだ。
しかも、前のおじさんには、手渡しではなかったりするのに、、、。
ううーん、ただの気まぐれだろうね?、私もただのおじさんなので、、、。
まあ、そういう、『IFのゆらぎ』、も楽しみに変えて、楽しむしかない身の上の私なのだった。
そして、お釣りを手渡された瞬間、彼女と手が触れて、『ビビっ』、と電気が走り、(嘘です、何も感じていません。よく私は手が滑るんです。)、1円を床に落としてしまった。
すると、彼女は、
「あははっ 笑 うふふふふっ」
私も、
「うん、よく落とすんですよー。あはは 」
「うふふっ」
そう、彼女も、この店での、私の中の、『女神様』、に認定しておこう!
ああ、こうして、私の、『妄想的遊び』、は、楽しさとともに、儚さを持って、延々と続いていくのだった、、、。