ギター男子とのトーク 95 「よくそんなに、、、!」
当教室のジョニーデップ似、まあ、私が生徒さんを芸能人に例えるのが好き、という癖があって、特にソックリだ!、というわけでもないことは、ご承知願いたい次第です。
私が、『イケメン・ダンディー・美女・可愛い』、とか気安く言ってしまうことも、私の癖で、、、
ああ、私は本当にそう思ってはいるんですが、果たして、そのことを持って、万人に通じる客観性があって言っているのか?、と詰め寄られると、、、
『ごめんなさい!、そのことの客観的事象の、保証・担保は、誠に私の不徳の致すところから、現在の時点では、出来かねます!』、という政治的な発言を、せざるを得ないことを禁じ得ないことを、ご了承願いたいと思う、今日この頃であります。
まあ、そういうわけで、彼、『通称ジョニーデップ』、とも、かれこれ4年、来年の1月で5年目に入るわけですが、、、
彼は、4年前、私の教室の体験レッスンを受けた時、
「先生、僕はアドリブを習いたいんです!」
「へえ~、そうなの?、君のギター歴はどんな感じ?」
「う~ん、ギターは学生時代に始めてから、27年だけど、途中10年くらい触ってなかったんで、せいぜい17年が正確なとこですかね?」
「ああ、そうなの?、ちょっと、君の自信のある曲とか弾いてみてくれる?」
「ああ、はい!」、と彼は色々弾き始めた。
5分くらい経ったところで、私、、、、
「うん、〇〇くん?、君の腕は、ギター始めて、半年くらいの腕だよね?」
「ええー、ほんとですかー?」
「うん、ほんとだよ!、でも、独学の人はほとんどそんなもんだよ!、心配しなくていいよ!、たまに独学でもすごい人もいるけれども、、、そんな人は、私に習うや否や、すぐにプロの道が開けてしまったりも、するんだけども、、、」
そして、彼はペンタトニックだけは知っていたんで、私がAmのBAND IN A BOXの伴奏を鳴らしながら、彼とアドリブの簡単なコツを教えながら遊んだ。それが彼との体験レッスンだった。
のちに、彼が当教室に決めた理由(実は他の教室の体験レッスンも受けてたらしい)は、
「先生が、とてもフレンドリーで、教え方もとてもわかりやすく、実践的だと感じたから、、、」、だという、、、。
私は、自分がクールな現実主義者(決して私は、〇〇主義者とかではない、、、私はこの世の中、いらない主義・主張があるから、人を不必要に苦しめてしまうんだ!
そんなわがままで、お節介なイデオロギーは全然、いらないのだ!
まあ、頭のいい、いや悪い、バカ!、が机の上で考えるから、そんな地獄を作り出してしまうんだ!!、そんなんはだめだ!、、、という主義だ!)と思ってたので、
『フレンドリー』、だ、という言葉には驚いたし、逆に少し嬉しかったかも?、、、(笑)
先日も彼の、「心旅(しんりょ)」、という曲の最後のアドリブ部分が、Dのコード延々だったので、私が、
「これは、Dコード一発なんで、Dのイオニアン・リディアン、そう、君がバックで、M7のC#の音の入ったフレーズを頻繁に弾いてるんで、本当はダメと思いガチなんだけど、m7のCの音を含んでるD7でいいや!、と思い込んで、ミクソリディアン・リディアンフラットセブンス・ブルーノートスケール・オルタードスケール・ホールトーンスケール、色々いけるね?」
、と色々弾いてみた。
「ねえ?〇〇くん?、覚えにくいのなら、携帯で録音してみたら?」
「ええ?、いいんですかあ?」
「うん、いいよ!、もともと、君の曲なんだし、、、。」
彼は携帯で録音した後、ちゃんと録れてるか確認しながら、
「先生?、よくもこんなに、次から次へとフレーズが出てきますねえ?」
「いえいえ、それほどでもー(笑)」