アキラギター教室について 10 「ギター教室の辞め方」
〇月〇日、今日は女子高生がもう三年生で、受験のため一旦教室をやめることになり、最後のレッスンの日だった。
2ヶ月くらい前にラインで、
「受験や、進学したら当分の間忙しくなるだろうので、8月いっぱいで辞めさせてください。」
「うん、寂しいけど、了解です。」
、と聞いていたので、辞める前に、彼女は運指練習の進行が遅いので、せめてドレミ(Cメジャースケール)の運指だけは教えておこうと思い、ギリギリ間に合った感じで教えた。
『エッ? 普通ドレミから教えるんじゃないの?』
、と思われる方もいるかもしれない。でも、私の教え方では、もう少し後の方が(効果的で)いいのです。
まあ、中高校生は受験のため、3年生の8月くらいに一旦、教室を辞めるのが一般的だ。辞めずに続けながら、受験にあっさり合格する子もたまにいる。
でも、普通は受験前は休んだ方がいいだろう、、、
その後、戻ってくる子もいるし、それっきり戻らない子もいる。
私は引き止めもしないし、再入学の勧誘もしない。みなさん、それぞれのお好きなように、、、、
、と最近入った50代の方に、入会と退会の事務的な話の時に、そのように私が言ったら、その人生の先輩は、
「先生、それもなんだか寂しいですねえ~(笑)」
「いえ、〇〇さん、それでいいんですー(笑)」
彼女のように、ちゃんと辞めることを告げて辞めるのがいいですね。爽やかに見送れますね。
無連絡で辞めても、私は別に咎めはしないが、人間関係がそこで終わってしまうし、しかもそういう人に限って、狭い大分では、またばったり会ってしまって、気まずい思いをする
ことになったりするものである。
まあ、よっぽどしつこく引き止める教室や悪質なお店とかなら、そうせざるを得ないケースもあるかもしれませんが、、、。
ウチは気軽に辞められます。辞めたくなった時は気軽におっしゃってくださいね。
彼女はご両親の育て方が良いのだろう、素直で良い子だ。
「〇〇ちゃん、今日で一旦お別れやね。俺は少し寂しいけど、〇〇ちゃんは寂しいとか思うの?」
「ううん、全然!(笑)」
「え~っ!そうなん~?」
うん、素直でよろしい(笑)
彼女からモロゾフのお菓子をもらった。
その下の饅頭は、40代の男性から頂いた佐伯市のお店のもの。
私は実は甘いものが苦手なんだが、せっかくのご好意なんで一口だけ頂いた。
うん、美味しかったですね。ありがとう。