レッスン風景 9 (ヘッドフォン)
こないだのエフェクターレッスンの最後の方で、
「ところで〇〇君はアパートで音が出せないんで、アンプにヘッドフォンって言ってたけど、ヘッドフォンはどんなの使ってるの?」
「ええっと、2000円くらいの安物です。」
「ああ、それじゃあいい音をエフェクターで作っても、音が悪いだろうねえ?」
「いえ、今までアンプだけでも、そこそこいい音が出てたんですけど、、、」
「ふーん、ほんと?、、、えーっとウチのヘッドフォン、SONYの25000円だったけど、君のGT-10のヘッドフォン端子に繫いで、OUTPUT設定をLINE(PHONE)にしてと、、、ちょっと聴いてみて!」
「うわっ!、すげっ!、 先生!、凄い、いい音がします!」
「そうでしょ?ギターが入力部分だとしたら、アンプや、スピーカー、ヘッドフォンは出力部分と言えるね。君のは40万以上のギターだよね?スゲッ!(笑)、、、いくら入力部分が良くても、出力部分のヘッドフォンがそんなボロいのだったらいい音は望めないね。」
「でも、25000円はちょっと、、、」
「あっ!SONYの13000円くらい?で業界標準と呼ばれてるのがいいかもよ?俺もいずれ買ってみようと思ってるけど。俺は今ので充分なんだけど、それは長時間使用しても耳が疲れにくいらしいから。」
「えーっと、ネットで調べてみますね、、、。あっありました!これですね!検討してみます」
「うん、そうして!無理にとは言わないけど、、、。」
え~何度も言いますが、決してウチは高級ギタークラブではありません!
2.3万の安いギター(時には8000円のアコギとか)の生徒さんもたくさん来ます。
よっぽど悪いギター、(糸巻きが壊れててチューニング出来ない。ネックが曲がりすぎて弦高が異常に高い。コードをきちんと押さえても作りが悪くて不協和音になる。等、、)でないかぎり買い替えを勧めることもありません。
でも、例えギターは安物でも、出力部分は出来るだけケチり過ぎない方がいいとは思います。
ヘッドフォンも高いのは、オーディオマニアの人とかが何十万もするヘッドフォンとヘッドフォンアンプとかがあるみたいですが、私が言ってるのはそういう世界ではありません。私はオーディオマニアではありません。私は日ごろから、音楽として現実的、一般的に効果が即、感じられるレベルの出来るだけ安価なものを模索しています。だって、私もそんなにお金を持ってないですから、、、(笑)。
あっ!ちょっと前、20代の若い女の子も一緒に買い物に付き合って、やっぱり、13000も無理!っと言う事で、家電量販店でソニーの7000円くらいのヘッドフォンを買いました。
うん、けっこうイケてましたね。 ベースブーストタイプは避けて正解だったろうと思います。
結果、自然な音が出てたので、、、。
まあでも基本、ソニーの13000円?のあれ!でいいと思います。他のメーカーはよく知りません。