ギター男子とのトーク 2
ほんのちょっと前、若き悩み多き初心者の高校生の男の子に質問された。
「先生、友達が、『ギター上手くなってプロになりたかったら、大分じゃなくてすぐ東京の専門学校に行ったほうがいいんじゃない?』って言うんですけどそうなんですか?」
「まだ君は全然弾けないのに、高校やめてプロを目指して東京に行くのかい?」
「僕は正直、少し怖いです(笑)。やっぱプロなんて絶対無理ですよねえ?」
「それは俺はプロになったことはないし、君はこれから始めるんで、どうかはわからないけど、昔、俺に初心者で高校3年から8ヶ月習って、高校卒業と同時に東京の音楽専門学校に行った男子が、そこの先生に『君はギター始めて本当に8ヶ月なのか?8ヶ月でそんなに弾けるわけがないんだけど、いったい誰に習ったんだ?』
『大分の橋本先生です。』
『ウーン、そんな奴は知らん!』
っていう事があったそうだ。その子もウチの教室ではそんなにすごいほうではなかったんで(でも良く頑張って練習してきてた。まあまあ習得が速いほうかな?くらい)、その話、本当かなあ?とも思ったけど、本当くさい(笑)。
だから、どうだって? まあ、たまたまかも?もしかしてその先生の独特のコミュニケーションのやりかたで生徒へのお世辞を言った?、もちあげただけかもしれませんね。 すみません、よくわかりません。以上です!(笑)」
㊟何事も個人差があります。他の人がどう言ったとか、プロになりたい!とかは置いといて、まず地道に手近な(笑)、ウチで頑張ってみれば?と言いたいだけです。ただ何事も努力と冷静な知性、持続する静かな情熱、忍耐強い継続は必須です。