音楽回顧録{殆ど自慢(笑)} 1 「二人の先生」
私が小学校5.6年くらいの時、テレビで放送されてたウルトラマンのテーマソングを、耳コピしてリコーダーで吹いていたら、通りがかった女の先生が、
「アキラ君、その曲どうしたの? 譜面とか持って無いよね?」
「うん、耳で聴いて、、、」
「すごいじゃない! じゃあ今度運動会の鼓笛隊でするから、アキラ君、譜面書いてきて!」
「えー!?先生、僕、譜面なんて書けないよー。」
「ううん、君なら出来るはずよ! 明日、持ってきてね!」
なんという無茶ブリ(笑)。そして私は譜面を書いた。 書けた(笑)。
そして運動会の鼓笛隊の練習が始まった。私は指揮者にさせられた。
指揮棒の振り方で、二人の先生から振り方や角度の指導を受けた。困ったことに一人の先生は、「腕をきびきびと振って真上より30度ほど傾けて!」、もう一人の先生は、「腕を優しくリラックスした感じで振り、角度は真上より45度ほど傾けて!」、、、全然、教え方が違うやん!
それからは地獄だった(笑)。一人の先生の言うとおりにしてたら、もう一人の先生が出て来て、「そうじゃない!こうしなさい!」、そうしたらもう一人の先生が戻ってきて、「そうじゃない!さっきはできてたじゃないか!」、そしたらまたさっきの先生が出て来て、、、。
この繰り返しを1時間ほどやって、ほんと二人の先生に振り回された。嘘のような本当の話。
なんでもそうだと思うけど、ギターも同時期に二人の先生に習ってはいけない!!!