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橋本  明

14歳からギターを始める。 16歳からロックバンドを始める。 18歳からヤマハ系の講師や、のちにプロとなったミュージシャン達とバンドを結成、数々のコンテストで賞を得る。 25歳 大分市の河合楽器エレキギター教室の創設者となる。 すぐにアコースティックギター講師も兼任。 同時にピアノの先生等のDTM(コンピューター音楽)講師も勤める。 35歳 河合楽器を退社し、36歳、古い一軒家を借りてアキラギター教室を開く。 一時期、全国のカラオケ配信のMIDI制作業務も兼任する。 現在は畑中(奥田)教室に移転。   写真は23歳くらいの頃の、ステージの時のもの。

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2024年8月 2日 (金)

ギター女子とのトーク125 『君の好きな道へ』

7月30日(火曜日)、今日は去年の5月から習ってる中学3年生の女の子の日だった。

 

今日は、高校受験を控えているので、一旦やめる事となり、とりあえず最後のレッスンだ。

 

だいたい、中学3年生は、3年の8月いっぱいで辞める子が多い。

 

彼女はほんの少し早めの、7月いっぱいだが、まあ、普通のやめ方であり、当教室は生徒さんの好きな時期に辞めることができ、それを私が引き止めたりすることは一切なく、気持ちよく、すんなり辞めることができる教室だ。

 

彼女の時間帯には、もう他の生徒さんが、8月から移動を希望しており、また、火曜日は引き続き、満席となる。

 

逆に、当教室は辞めるのは簡単だが、今は、戻ってきたり、入会するのが、希望の曜日や時間帯が空いてない場合が多く、難しくなってしまっている。

 

今までは、中学3年生で受験のため、一旦やめた子は、ほぼ必ず、高校生になって当教室に戻ってくるのが、当たり前のパターンだったが、最近はそうともかぎらない。

 

戻ってこない子も、ちらほら出てきている。

 

多分、高校生活が忙しいか?、他の新しい部活に入って忙しいか?、だろう、、それはそれで、彼らにとって良いことであろう。

多分、ギターを弾くのは、多くの人が、そこで終わってしまうだろうけど、ギターだけが人生ではないのだから、、、。

 

「〇〇ちゃん、高校に入ったら、またここに戻ってくるつもり?」

 

「うん、そのつもり、、、。いや、でも戻らないかも?、、、昔習ってたダンススクールに習いに行くかも?」

 

「ああ、そうね? それもいいかもね? まあ、君の好きな道へ進むといいよ。」

 

「センセ?、ありがとうございました。」

 

「うん、おつかれさま! まあ、戻ってこなくても、たまにはギターも弾いてね?」

 

「はい、ありがとうございます。」

 

彼女は、日焼けした可愛らしい顔で、にっこり微笑んで、帰っていった。

 

Photo

 

帰り際、彼女のお母さんが、お菓子をくれた。

 

ありがとうございます。おいしくいただきました。