ギター女子とのトーク 103 「センセ?、これね、、、」
5月〇日、今日は去年の3月に入った、10代の女の子。
もう、1年と3ヶ月になる。だいぶ、いろんな曲が弾けだした。
彼女はファッションセンスが良く、いろんな可愛い服を着てくる。
「〇〇ちゃん、今日は爽やかな格好だね。」
彼女は、薄い紺色の格子模様が入ったワンピースを着ていた。
「センセ?、これね、、、本当はノースリーブのワンピースなの。その下にブラウスを着てみたの、、、。」
「そうなの? うん、かわいいじゃん!」
ちょっと前は、髪の毛を、あのAKBグループの女の子たちがよくやっている、前髪の両脇にシュッと左右に細めの束を垂らすスタイルにしてきた。
「センセ?、自分でしたんだけど、ちょっと切りすぎちゃった。」
「ん?、そうなの?、かわいくできてるじゃん。」
「ねえ、センセ?、これなんていうのか知ってる?」
「うーん、わからんねえ、、、」
「触角っていうの、、。」
「なるほど、、、」
こうして、ファッションに疎い私は、彼女らに教育されていくのだった。