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橋本  明

14歳からギターを始める。 16歳からロックバンドを始める。 18歳からヤマハ系の講師や、のちにプロとなったミュージシャン達とバンドを結成、数々のコンテストで賞を得る。 25歳 大分市の河合楽器エレキギター教室の創設者となる。 すぐにアコースティックギター講師も兼任。 同時にピアノの先生等のDTM(コンピューター音楽)講師も勤める。 35歳 河合楽器を退社し、36歳、古い一軒家を借りてアキラギター教室を開く。 一時期、全国のカラオケ配信のMIDI制作業務も兼任する。 現在は畑中(奥田)教室に移転。   写真は23歳くらいの頃の、ステージの時のもの。

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2022年4月14日 (木)

ギター女子とのトーク 101 「なんか私のギター、弾いてて面白くないんですー、、、。」

20代の彼女が言った。

 

「先生、(この曲も、ギター弾くことも好きなんですが)、なんかこの曲の私のギター、弾いてて面白くないんですー、、、。」

 

「ああ、その質問は深いところに来ましたねー。私が弾いてるのは、どうね?」

 

「ええ、曲が生き生きとしていて、楽しそうですー。」

 

「うん、それはね、〇〇ちゃんはまだ初心者だから、棒弾き(こんな言葉はないだろうけど)になってるんだよ。例えば芝居の下手な人が、棒読みするって、よくあるでしょ?、あれと同じなんだよ。」

 

「なるほどですね。よく言ってることの意味がわかります。」

 

「その役の人間になりきっていないから、棒読みになるんだと思う。よって音楽も、音楽、その曲の中に入り込んで弾けばいいんだよ。でも、それがなかなか難しいんだよね。」

 

「どうすれば、音楽の中に入り込めるんでしょうか?」

 

それから、私は実演を兼ねて、音楽への入り込み方を説明した。

 

「〇〇ちゃん、今、教えたことは、急に会得できることではない場合が多いんで、まずは、すらすらとこの曲が弾けるようになることが必要ですね。」

 

音楽への入り込み方」、ここでは秘密(対面でないと説明しにくいのです。)にしますが、けっして哲学・宗教的な事柄などではなくて、実用的な、あるコツと鍛錬が必要になってくるんです。

 

肝心なことは、対面でしか教えられない場合が多いです。

 

次の週、彼女は、今習っている簡単な方のもう1曲の曲を、だいぶ生き生きと弾けるようになっていた。す、すごい吸収力だ!sun