ギター男子とのトーク 126 「先生!、今までと、見た感じが全然違う!、、、」
3月〇日、今日は、20代の男子大学生の生徒さんの日だった。
レッスンが終わって、
「先生?、この後、忙しいですか?」
彼は、いつも、そう、設問するのだった、、。
「いや!、忙しい、というわけではないけど、この後の生徒さんの前に、夕ご飯を食べておかなきゃいけないんで、インスタントラーメンの中に入れる、カット野菜を買いに行こうと、思ってるんだよ!」
「えっ?、そうなんですかあ?」
「うん、君の帰り道のお店だねえ?、一緒に、行きますかあ?」
「ええ!、はい!」
私は、いつもの、お出かけ用ファッションに、着替えて、
「お待たせー!、、、」
とか言って、二人とも、自転車なんで、トロトロ、行った。
そのディスカウントショップに着くと、彼が買いたかった、おにぎりは、売り切れだった。
私は、お目当の、カット野菜だけを買って、自転車置き場に、彼と一緒に戻った。
そして、彼が言った。
「う~ん、先生?、いつもの教室での先生と、雰囲気が全然、違いますねえ?」
「ん?、どう言う意味?、、、」
「うん、なんか、かっこいいですー!」
「ん??、なんか、わけがわからないけど、どういうこと?、、、」
「ええ、なんか、教室での先生の雰囲気と、全然、違って、なんか、かっこいいですー!!」
、、、ん???、、、なんかよくわからんけど、彼なりに、なにがしかの、感銘を受けているみたいだった、、、。
多分、黒い、ズボッとしたコートと、ガブッとかぶった帽子で、全身と、顔を、覆い隠した感じになっていたんで、長身の私の立ち姿に、なんか惑わされたのかもしれないね?
ああ、かわいい女子に、そんなことを言われたのなら、最高なんだけれども、、、まあ、ベットベト・ギットギトの今の私には、そんな現実が訪れようわけもなく、、、。
まあ、彼には彼なりの私への、音楽を含めた尊敬の念・感覚、が、そうイメージさせているのかもしれないね?
または、視力がかなり低いか?、、、だね? ああ、彼はもともと、芸術家肌で、ちょっと変わったところもあるしね、、、。
いずれにせよ、講師への尊敬の念みたいなもの、それはそれで、ある種の音楽的エネルギーの源、技術向上の助けには、なりうるかもしれないね?
まあ、なんやかや、あるんだが、そんなことは脇に置いて、とにかくクールに練習を頑張ってほしい!、と思う。、、、 見かけ、イメージ、内面、外側、とりあえず、関係ない!