ギター女子とのトーク 99 「センセ、このギター、どうでしょう?」
2月〇日、今日は去年の終わり、10月に入った、可愛い、20代の女の子。
ちょっと前、彼女は、知人からもらった、という、ノーブランドのギターを持ってきた。
「〇〇ちゃん、そのギター、どうしたの?」
「うん、お父さんが、知人からもらったそうです。」
「ん?、どういうこと?」
「えーと、ですねえ?、、、その知人のおじさんの娘さんが、ちょっと前まで、ギター職人を目指していて、今は、別の道に進んでいるんだけれども、その時に作ったギターを、ギターをやっている私に!、と、くれたそうです。ちなみに、私は、そのおじさんも、その娘さんとも、面識ないですけど、、、。」
「ああ、そうね?、ちょっと、ギター、触らせてね?、、、うん、よく出来てるね?、ん?、多分、安い材料で作ったのかな?、音は少しチープな面もあるけれども、時折、キラッと光る、『上品な響き』、を見せることもあるねえ?、うん、これは、弾き込んでいくと、もっと良くなっていくかもね?」
「ほっ!、本当ですかあ?」
「うん、ほとんどのギターは、普通、弾き込んでいくほど、本体の、『鳴り』、が良くなっていき、音が良くなっていくもんなんだよ。〇〇ちゃん、せっかく、もらったんだから、大事に弾いていくと、いいと思うよ!」
「あっ!、ありがとうございます!、これから、ずっと弾いていきたいと思いますー。」
さあさあ、ほんと、物事はそのような面があって、可愛がると、良くなっていくもんなんです、、、
それは、オカルト的なことでもなんでもなくて、木が音楽の振動によって、馴染んでいく、いろんな周波数に呼応していく、というような事なんだと思います。
10年くらい前に、雑誌かネット?で読んだ記事では、あの、国産ギターの名手、『K・YAIRI』、のギターは、製造が完成した後、1ヶ月は、あるホールに吊るして、ずっと、クラシックから何から、音楽をギターに聴かせてから、出荷するって書いてあった。
最初、『オカルトか!?」、なんて思ったけど、そうじゃない!、ちゃんと、科学的なんではないのかな?、なんて思い始めた私がいるのだった。
今もやっているのかな?、だとしたら、いつか手にしたいブランドだね!
そう、多分、子育ても同じ、、、。
親が、愛情を持って、育てると、いずれ愛が帰ってくるというような、、、。
あっ!それを、計算、期待して、育てると、それはまた違う、『魔界』、に入っていくものなんではないかな?、なんて、『鬼滅の刃』、なんかを観ていて、思う、今日この頃でございます、、、なんちゃって、、、