ギター男子とのトーク 124 「先生!、僕、上手くなってますかねえ?、、、」
彼は、去年の10月以降に入った、大学生4人組の一人だ。
その4人の大学生のうちの、2人の男女は同じ大学で、その子達も、お互い入ったのは申し合わせていないし、偶然、別々に申し込んで、あとで知ったら、顔見知りの同級生だった!、という事だった。
彼は、その子達とは違う、また別の大学だ。
これを私は、『宇宙の氣の流れ』、と呼んでいる。
くれぐれも言っておくが、私は、スピリチュアルなことを言っているのではない!、宇宙物理学のことを言っているのだ!
う~ん、分かる人には分かるかも?、だろうが、、、。
わからない人は、「なんで、宇宙が出てくるん?」、てなことになるであろう、、、
うん、そう、おおよそ、冗談と思ってもらってもいいです、、、
さて、彼は、いつもレッスンが終わった後、『あの~?、先生!、僕、上手くなってますかねえ?、、、』、と、いつも言っている。
『うん、上手くなっていってるじゃないのー!」
「ほっ!、ほんとですかあ?」
「うん、ほんとだよ! だって君がきた時、ギター歴、2年くらいなんて言っていたけど、私から見れば、1ヶ月くらいの腕しかなかったよー!」
「えっ!、マジっすか?」
「うん、それが、うちに来てから、プリング(これも全然出来てなかったのには、びっくり!)、もやっとできるようになったし、チョーキングや、ヴィブラート、(これもまた、全然出来てなかった。)も、まだ、音程が不安定な時があるけど、だいぶ安定してきたし、リズムが極端に悪かったけど、(これは、よくあるパターンだが、、、。)、かなり修正できてきているし、4ヶ月前の君とは、別人のように、上達してるよ!
「あっ!、ありがとうございます!」
なんか、彼は、こっちから見れば、明らかに上達が見えるのに、自分では判断できないらしい。
そういう子は多い。
でも、裏を返せば、そういう自分の、よくなった点・いまだに悪い点、を見つめる、『目』、ができていない、ということは、『まだまだ!』、ということに他ならない!、ということだ。
それが、(承認欲求)、というかたちで現れているのだろう?
さあさあ、それを見つめる、クールで、智慧のある、『目』、が出来るまでは、『あの~?、先生!、僕、上手くなってますかねえ?、、、』、が続くであろう?、、、。
ああ、少し、頭が痛いかな?
さあ、早く、君が、次のステップに行けますように!