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橋本  明

14歳からギターを始める。 16歳からロックバンドを始める。 18歳からヤマハ系の講師や、のちにプロとなったミュージシャン達とバンドを結成、数々のコンテストで賞を得る。 25歳 大分市の河合楽器エレキギター教室の創設者となる。 すぐにアコースティックギター講師も兼任。 同時にピアノの先生等のDTM(コンピューター音楽)講師も勤める。 35歳 河合楽器を退社し、36歳、古い一軒家を借りてアキラギター教室を開く。 一時期、全国のカラオケ配信のMIDI制作業務も兼任する。 現在は畑中(奥田)教室に移転。   写真は23歳くらいの頃の、ステージの時のもの。

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2022年2月 6日 (日)

ギター男子とのトーク 123 「先生!、目をつぶって弾いているのでは?、、、」

60代の、JAZZアドリブを習っている生徒さん、

  

「先生!、先生は、目をつぶって弾いていることが、結構、あるじゃないですかあ?、それって、やっぱり、フレットの間隔とか覚えて、目をつぶって弾けないといけないんですかあ?」

 

「ん、?、目をつぶってましたっけー?、まあ、そうだとしても、そんな、目をつぶって弾く必要はありませんよー、ちゃんと、フレットを見て、弾いてくださいねー。」

 

「ん?、じゃあ、先生は、弾いてる時、ドレミとか、度数とか、考えて弾いているんですかあ?」

 

「ん?、いや、私は、JAZZが得意なわけではないし、やったこともないし、ただ、ドレミを基本に、ドリアンとか、ミクソリディアンとか、ブルーノートとか、オルタードとかを、織り交ぜて弾いているだけですよー。私は基本、ROCKギタリスト、ん?、いや、違うな?、、、うん、ROCKに、JAZZテイストを盛り込んでいる、FUSIONギタリスト?、というとこですかね?」

 

「えっ!、でも、先生はJAZZを、いつからやられてるんですかあー?」

 

「ええ、JAZZは、ほとんど、やったことないですよー、、、むしろ、あなたに頼まれた時から、あなたのレッスン時だけ弾いているだけ、ですよー!

私は、あまり、JAZZは好きではないし、やったことは、ほとんど全然、ないですよー。

最初に言ったと思いますけど、、、

 

「えっ!、先生は、それで、そんなに弾けてるんですかあ?」

 

「いや、全然弾けてないですよー」

 

うーん、なんていうか、最初、彼のレッスン、私でいいのかな?、なんて思ったけど、今思えば、私で、いいと思います。

 

彼は、なんか、文系的だけど、理系的な考え方をしたがる?、というか、うん、またまた、システマティックな考え方をしたがるんだよねー、、、。

 

もちろん、楽譜とか音楽理論とか、算数に似ている部分もあるが、それは、音楽において、時には、邪魔・足かせ、になることも、あるんだよねー、、、。

 

さあ、どうやって、現実路線になってもらいますかねー、、、。

 

まあ、一つ理論やスケール等が分かったら、それに基づいて、それ以上、あまり考えずに、しこたま練習する。指がよく動き出したら、また、次の理論やスケール等を覚え、また、しこたま練習する。

 

この、『しこたま練習する。』、が大事なんですよね。『しこたま(かなりいっぱい)』、って言葉、私は初めて使ったけど、方言だったっけ??

 

まあ、レッスン時以外、練習しない私がそう言っても、説得力がないでしょうけど、、、coldsweats01