ある日の思い出 2 「クロちゃんとの対話 2」
ちょっと昔、2017年11月のブログの続きです。
(2017年11月のブログからの引用)・・・(皆さんはもちろん知らないとは思いますが、うちの隣には、気のいい、『おじさん』、がいて、昔はいつも犬を飼っていた。
その名はいつも、前の犬が死んでも、次の犬も茶色なのに、『クロちゃん』、だった。)
クロちゃんは、多分、そのおじさんよりも、私と姉に、なついていた(笑)。
まあ私に、なつかない犬は、いない!、と思っていたら、結構おしゃれな室内犬は、たまに、なつかないのね?
その点、クロちゃんは屋外で小屋のところにいて、私が通りかかると、「ウォン・ウォン、と、『僕と取り合って』、と、いつも、けたたましく吠える(鳴く)のだった。
私は、すぐさまクロちゃんに近づいて、『なでなで』、してあげたいのだが、いくら親しいおじさんとの間柄とはいえ、『おじさんの家の敷地に気軽に足を踏み入れるわけにはいかないな?』、と思って、いつも遠くからクロちゃんに、『バイバイ・またね!』、と、やっていた。
そんな、ある日、クロちゃんの首輪が外れたのだろう?、母が、
「アキラ、クロちゃんじゃないかなあ?、なんか、犬が玄関にきちんと座っているよ!」
すぐ玄関を開けると、そこには行儀よく、いつもは私を見ただけで吠えるのに、静かに舌を垂らして、何かを望んでるクロちゃんが、、、。
「クロちゃん?、どうしたの?」
クロちゃんは、
「うん、アキラにいちゃん!、なんか食べるものが欲しいんだけど・・・」
「わかった!、ちょっと待ってて!」
、と私は、食パンを取り出し、半分に割って、クロちゃんに差し出すと、クロちゃんは私の手を傷つけないように、器用に優しくその口で貰い受けた。
「うん、クロちゃん、いい仔だね!」
彼は、3枚の食パンを、あっ!、という間に食べきって、次を要求してきたので、私はスライスハムを12枚あげた。
それも、ぺろっと、、、
次は魚肉ソーセージもあげたら、それもペロッと、、、
牛乳もピチャピチャっと飲み干した。
「お母さん?、なんか他に、あげられるもの無いー?」
母が、
「もう、無いよ!、そのくらいにしておかないと、犬はキリがないわよ」
うーん、どうやら、そのようだ
記憶が曖昧だが、その直後、テレビか?、ネットで見たら、豚と犬には、「満腹中枢」、がなくて、いくらでも与えれば、食べてしまうので、与えすぎには気をつけなくてはいけない!、みたいなのを見た記憶が、、、
それからも10回以上、クロちゃんは、首輪が外れては、うちの前に行儀よく座っていて、(彼がどのくらい、いつも待っていたのか?、は、わからない!ドアを開けたら、そこにクロちゃんがきちんと、『おすわり』、していたのだった。)、私はありったけ、(少しは与えすぎないように注意した)、の食物を与えたのだった。
・・・・・・