ギター男子とのトーク 90 「君!、ジャニーズ?、、、」
8月◯日、今日は、ジャニーズ系の甘いマスクをした、男子高校生が体験レッスンに来た。
「こんにちは!、んっ?、君はイケメンだね?、君が今のジャニーズにいたとしたら、かなりトップのほうに入れたかもね?、まあ、俺の若い時ほどではないかも?(笑)、だけど、、、。」
「ええ、学校ではよく、ジャニーズ系、と言われますー。 僕、ジャニーズに入れるんですかねー?」
「いやいや、多分、ジャニーズに入るには、もっと、小学生や、中学生くらいじゃないと無理なんじゃないのー?、よくは知らないけど、、、。」
「あははっ!(笑)、そうですよね?、ところで、僕は今、ギター、頑張りたいんですよー。始めるの、遅すぎですかねー?」
「ううん、そんなことはないよ!、ギターは、プロとかを目指すんなら、小学校や、中学校からとかの方がいいかも?、だけど、趣味の範囲では、いつからでも始められますよ!」
「そうなんですかー!、うん、安心しました。 実は僕、大学に行ったら、軽音楽部に入るつもりで、その前に、ある程度の基礎を身につけておきたいな、って思って、ネットでも、『優しくて楽しい!』、って評判の、ここに習いたいなあー、って思って来たんですよー!」
「ん?、そんなこと、ネットに書いてあったの?」
んー、私はネットはそんなに、詳しく知らないんで、そういうこともあるのかな?、、、と、、、
少し、検索してみたけど、そういう記述は見当たらず、多分、彼は私のブログでそう判断したのかも?、だろうか?、と、、、。
私、
「〇〇くん、今日は体験レッスンなんで、無料です。
もし、習いたいときは、一週間以内に、お返事くださいね?
習いたくないときは、連絡しなくていいですよ。断るための電話は、かけづらいでしょうから、、。一週間連絡がなければ、今回はお流れと理解します。」
一通り、アキラギター教室のルールを説明したのち、私がいろんな奏法の曲を弾くと、その都度、彼は、
「すげー、かっけー 先生!、僕、もう、ここの教室に入ります」
、と、今風の、『若者言葉?』、で、感動してるみたいだった。
そして、今度は彼にギターを持ってもらって、初心者なので、基礎の基礎を教えた。
彼のギターは二ヶ月前、島村楽器で買った、ヤマハのFG830というアコギだ。先月入った50代の人と同じ型番ですね、、、と思ったら、ちょっと違いましたね?
FS830みたいで、くびれが大きいタイプみたいですね。
教則本も同時に買ったが、一人では、やっぱりやり方がわからず、何も弾けなかったので、どこかの教室に習いに行こうと探してたそうだ。
基礎の細かい点をチェックしながら教えると、
「むずい、わー、むずいっす。」
、と今風の、『若者言葉?』、で、(楽しそうに)難しがっていた。
うちには若い人も多く習ってるが、女の子はなぜか(かわいい)タメ口が多く、男子は丁寧語が多い。
彼も、基本、丁寧語だが、時折出る『若者言葉?(テレビではよく耳にするが、、、)』、が私には新鮮で面白い。
彼は、あっけらかんとした、明るく元気なジャニーズ系、好青年だ。
レッスンが終わると、彼は、
「あ~先生!、とても厳しくて、いいレッスンでしたー。」
「えー?、俺のレッスン厳しかった? 、俺はスパルタ反対なんだけど、、、。
う〜ん、ああ!、フォームの細かい部分の指摘とかが、細かく、多いってことやね?」
「ええ、そうです。先生はフツーに優しくて、楽しかったです。」
「ああ、そうね? それは良かった。」
と、彼は明るく微笑んで、帰って行った。
、、、ん??、『フツーに優しい』、って、どういう意味だあ??