犬 ONE その2
今日、また、美しい女性生徒さん、を教えた後、4ヶ月ぶりだろうか?
久しぶりに気さくなオジサンが連れた、ゴールデンレトリーバと遭遇した。
私、「久しぶりですね」
オジサン、「うん、久しぶりだね」
すると犬の彼はすぐ、「撫でてっ!」、と頭を低くしてすりよってきた
私は愛情込めて優しく撫でた。
「あれ? なんか、この子濡れてるね?」
「うん! そこの川で泳がせようとしたら、最近の雨でちょっと流されそうな水嵩で、やめたんだよ!」
「ふーん、そうなん?、それは あぶないよねえ? まあ、川も、明日くらいには大丈夫になるかもね?」
「うん!そうやね」
「あっ!でも、またこの子、太ったんじゃない?」
「うん!太ったんよ~(笑)」
「あはは! ワンちゃん、じゃあねっ!」
そして、通り過ぎながらもオジサンは振り返らないが、ワンちゃんはずーと上目使いな、まなざしで私の方を振り返り見つめ続け、オジサンに引っ張られ続けるのであった。
「ウーン、君、かわいいねッ! またねっ」
人間の女の子にはあまりモテないが、犬には即、モテモテの私であった。(笑)