ギター女子とのトーク 10 「ギター教則本って、、。」
ほんのちょっと前、悩める女子高生の生徒さんが、
「先生、ほんと私ここに習いに来てよかったあ。一人でギター教則本買ってやってみたけど、さっぱり分からなくって、やっぱ習わなきゃ、ダメねっ!
」
「あ、ありがと。〇〇ちゃん、そう言ってくれると教えた甲斐があって嬉しいよ。もっともっと優しく丁寧に教えちゃおうかな~?」
「ううん、先生、今まで通りで充分ですぅ~!。」
「うん、ほどほどがいいね。
あと、『教則本』・『独学』が絶対ダメっ!てわけではないんだよ。現に俺はほとんど独学だしね。
ただ、『教則本』って、殆どの人が上手くなった後に引っ張り出して読むと、『うん、なるほど。そうだったのか!』、って分かる(笑)ようになってるような気がするんよねえ。
頑張って丁寧に書いてる本も多いんだけど、生身の人間のリアルタイムアドバイスには勝てない!っていうか、、、。」
「うん、分かる気がする。もともと私、文字を見て勉強する、『教科書』、みたいなのが大っ嫌いなんよねえ~。」
「あははッ、そうだろうね(笑)。俺も昔、早い時期にちゃんと教えるのが上手い先生に習ってたら、あんなに苦労はせずにもっと速く上手くなってただろうなあ?、
でも、下手な自分がもがいて苦しんだ分、先生としては教え方が上手くなった気もする。」
「ふ~ん?でも、そうですよね
先生! 私のクラスに長くやっててけっこう上手いと思う子がいるんだけど、ちょっと煮詰まってるみたいで、ちゃんと先生に習ったら?って何回か勧めてるんだけど、、、。」
「ああ、ありがと! でも、本人が本当に習いたくなった時、自由な自然な流れで来てもらえればいいよ!」
「ふ~ん、そうなん?」
「そうなんですぅ~(笑)。」