ギター女子とのトーク125 『君の好きな道へ』
7月30日(火曜日)、今日は去年の5月から習ってる中学3年生の女の子の日だった。
今日は、高校受験を控えているので、一旦やめる事となり、とりあえず最後のレッスンだ。
だいたい、中学3年生は、3年の8月いっぱいで辞める子が多い。
彼女はほんの少し早めの、7月いっぱいだが、まあ、普通のやめ方であり、当教室は生徒さんの好きな時期に辞めることができ、それを私が引き止めたりすることは一切なく、気持ちよく、すんなり辞めることができる教室だ。
彼女の時間帯には、もう他の生徒さんが、8月から移動を希望しており、また、火曜日は引き続き、満席となる。
逆に、当教室は辞めるのは簡単だが、今は、戻ってきたり、入会するのが、希望の曜日や時間帯が空いてない場合が多く、難しくなってしまっている。
今までは、中学3年生で受験のため、一旦やめた子は、ほぼ必ず、高校生になって当教室に戻ってくるのが、当たり前のパターンだったが、最近はそうともかぎらない。
戻ってこない子も、ちらほら出てきている。
多分、高校生活が忙しいか?、他の新しい部活に入って忙しいか?、だろう、、それはそれで、彼らにとって良いことであろう。
多分、ギターを弾くのは、多くの人が、そこで終わってしまうだろうけど、ギターだけが人生ではないのだから、、、。
「〇〇ちゃん、高校に入ったら、またここに戻ってくるつもり?」
「うん、そのつもり、、、。いや、でも戻らないかも?、、、昔習ってたダンススクールに習いに行くかも?」
「ああ、そうね? それもいいかもね? まあ、君の好きな道へ進むといいよ。」
「センセ?、ありがとうございました。」
「うん、おつかれさま! まあ、戻ってこなくても、たまにはギターも弾いてね?」
「はい、ありがとうございます。」
彼女は、日焼けした可愛らしい顔で、にっこり微笑んで、帰っていった。
帰り際、彼女のお母さんが、お菓子をくれた。
ありがとうございます。おいしくいただきました。