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橋本  明

14歳からギターを始める。 16歳からロックバンドを始める。 18歳からヤマハ系の講師や、のちにプロとなったミュージシャン達とバンドを結成、数々のコンテストで賞を得る。 25歳 大分市の河合楽器エレキギター教室の創設者となる。 すぐにアコースティックギター講師も兼任。 同時にピアノの先生等のDTM(コンピューター音楽)講師も勤める。 35歳 河合楽器を退社し、36歳、古い一軒家を借りてアキラギター教室を開く。 一時期、全国のカラオケ配信のMIDI制作業務も兼任する。 現在は畑中(奥田)教室に移転。   写真は23歳くらいの頃の、ステージの時のもの。

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2023年10月20日 (金)

ギター男子とのトーク 141 「殿中でござる!」

10月◯日、今日は、去年、小学校6年から通っている、中学一年生の男の子の日だった。

 

彼のお母さんが言うには、彼は私のレッスンが気に入っていて、いつも、時間より早く教室に行きたがっていて、お母さんも、仕事終わりの時間の都合上、そんなに急がれては、困るくらいらしい。

 

もちろん私の方も、あんまり早く来てもらっても、前の人との関係上、10分前くらいしか、準備が整っていないことが、ほとんどなので、お相手できる可能性は低いのだが、、、。

 

今日も彼の好きな曲のレッスンが、予定通り始まった。

 

以前合格した、1曲目のチェックも、かかさない。必ず弾いてもらう。

 

いつも勝手なリズムで、ストロークを刻んでいたクセが、やっと直った。

 

「〇〇くん?、やればできるじゃないのー!」

 

「うん、特にそこのところ意識して、直したよ!」

 

うん、うちの小・中学生の男女、または女子高生たちは、ほとんど、『タメ口』、だ!

それは、『かわいい!』、と私は思う。

 

基本的な態度が良ければ、それは全然、『ウェルカム!』、だ。

 

言葉遣いだけが良くて、言ってることが、『失礼!』、という営業電話も、いっぱいあるこの時世、小・中学生のタメ口は、むしろ、ほっこりするものだ。

 

ところで、彼が今、取り組んでいる2曲のストローク部分で、(1時間コースで慣れて来たら、2.3曲、並行して教えることは、よくあること。)、全弦を弾いたり、中ほどの弦を弾くだけのケースが、よくある。これを私は、『全中』、と呼んでいる。『全低』、もある。

 

彼が、それがいい感じにできてなく、全て、全弦を弾いてるだけとかになってると、私はよく、

 

「殿中でござる!、殿中でござる!」、と言う。

 

彼が、

 

「先生?、『でんちゅーでござる!』、って何?」

 

「ああ、ただの言葉遊びでねえ、、。昔、新選組だっけ?、俺は歴史物は、ほぼ見ないんだけど、その言葉は有名で、こうこうこういう意味があって、『全中』、と、『殿中』、を、『かけた』、だけだよ。」

 

それでも彼は、けげんな顔をしてたんで、その新選組の一節を取り上げている、YOUTUBEを見せたら、笑って納得していた。

 

私は結構、こういう言葉遊びをすることがあるので、聞き流すのが苦手な人は、なんか変な(風変わりな)先生に、見えたりしたりして、少し悩ましいかもしれない。 笑