私と音楽 16 「終わりのない旅」
9月4日、今日は日中、久しぶりに時間が空いたので、自分のオリジナル曲のギターの録音をした。
バックのドラムやベース、上物シンセや、効果音、ギターのバッキングなどはもう、出来上がっている。
あとは、リードギターだけだ。
インストなので、テーマのギターリード部分を、弾いては録り直し、弾いては録り直し、1時間半くらい経って、『ようやく納得する出来になった!』、と思い、初めて再生してみた。
うーん、気に入らない! 全部消した。
私の場合、音を弾き間違えるといったことは、ほどんどない。
では、なんでそんなに時間をかけて、何度も何度も弾き直すのか?というと、表現力(アーティキレーション)、や、微妙なリズムのノリが気に入ったものになるまで、やっているっていうことなのだ。
一回一回、弾くたびに再生しないのは、弾いた段階で、『ダメだ!』、と、すぐ分かることが多いからだ。
多分、周りの人が聴いてたら、『さっきのでいいじゃん!、どこが悪いの?』、って言われるような気もするが、長年、録音をやっていると、そういうものなんです。
けっして、私は音楽に対してそれほど神経質ではなく、どっちかというと、雑なギターの方だと思っている。
とはいえ、生徒さんのような雑さの段階ではないんだが、、、
まあ、こういう四苦八苦も楽しいものなんで、録音はまた、明日以降に持ち越そう。
ああ、永遠に仕上がらないような気がする。