ギター男子とのトーク 137 「先生、良さがわかりません。」
7月◯日、今日は、習い始めてもう、4年になるだろうか?(すいません、後日、確認したら、まだ2年半でした。)、50代の男性生徒さんの日だった。
先日、彼が言った。
「先生、この(趣味が続いてこなかった)僕が、こんなにギター続くなんて、信じられない気持ちです。」
「そうなんですかー、、、。一昨年まで来ていた、60代の生徒さんも、最初、半年くらいの予定だったのが、3年半くらい続いて、『自分でもびっくりしてる。』、とか言ってましたよ。」
先月の終わり、いつもの私が趣味で弾いたギターの演奏を、希望者全員に送った。今回はロックンロール調の曲だ。(前回、既読スルーだった人には、意を察して、送らないようにしてます。)
「先生、今までのは、すんなり、かっこいいと思ったんですけど、今回は、良さがよくわかりません。すみませんが、今、僕の目の前で、弾いてもらうこと出来ますか?、そしたら、もしかすると良さがわかるかもしれないんで、、、」
「うん、いいですよ。」
、と、私が送ったのと同じように演奏した。後半ちょっと間違えたけど、、、
「ああ、先生、間近でみると、そんなに凄いことやってたんですねえ?、感動しました。やっぱり、先生のギター、カッコいいです。」
「ですよね? 笑」
そう、彼が好きで弾いてる曲は、全部、J-POPで、聴いてるのも、そうみたいだ。
まあ、私の生徒さんのほとんどが、そうであろう。
で、私が聴く、そして弾くほとんどの曲は、洋楽だ。
また、私がアドリブするときの、『センス』、も、完全に洋楽の『センス』だ。
よって、洋楽でもメロディアスなラインなら、邦楽好きの生徒さんにも、受け入れてもらいやすいが、ブルースや、JAZZ、ロックンロール調となると、随分、J-POPと離れた感じがするのだろう?、すんなり受け入れられる人が少ないのも、納得できる気がする。
でも、本当いうと、ブルースや、ロックンロールなどが、深いところでは、J-POPの土台にもなってると思うので、生徒さんには幅広く聴けるようになって欲しいと思う。
まあ、どっちみち、生徒さんのリクエストに答えた曲を弾いたりすることは、絶対なく、私は自分が好きで弾いた曲しか、送らないんだけど、、、