ギター男子とのトーク 123 「先生!、目をつぶって弾いているのでは?、、、」
60代の、JAZZアドリブを習っている生徒さん、
「先生!、先生は、目をつぶって弾いていることが、結構、あるじゃないですかあ?、それって、やっぱり、フレットの間隔とか覚えて、目をつぶって弾けないといけないんですかあ?」
「ん、?、目をつぶってましたっけー?、まあ、そうだとしても、そんな、目をつぶって弾く必要はありませんよー、ちゃんと、フレットを見て、弾いてくださいねー。」
「ん?、じゃあ、先生は、弾いてる時、ドレミとか、度数とか、考えて弾いているんですかあ?」
「ん?、いや、私は、JAZZが得意なわけではないし、やったこともないし、ただ、ドレミを基本に、ドリアンとか、ミクソリディアンとか、ブルーノートとか、オルタードとかを、織り交ぜて弾いているだけですよー。私は基本、ROCKギタリスト、ん?、いや、違うな?、、、うん、ROCKに、JAZZテイストを盛り込んでいる、FUSIONギタリスト?、というとこですかね?」
「えっ!、でも、先生はJAZZを、いつからやられてるんですかあー?」
「ええ、JAZZは、ほとんど、やったことないですよー、、、むしろ、あなたに頼まれた時から、あなたのレッスン時だけ弾いているだけ、ですよー!
私は、あまり、JAZZは好きではないし、やったことは、ほとんど全然、ないですよー。
最初に言ったと思いますけど、、、
「えっ!、先生は、それで、そんなに弾けてるんですかあ?」
「いや、全然弾けてないですよー」
うーん、なんていうか、最初、彼のレッスン、私でいいのかな?、なんて思ったけど、今思えば、私で、いいと思います。
彼は、なんか、文系的だけど、理系的な考え方をしたがる?、というか、うん、またまた、システマティックな考え方をしたがるんだよねー、、、。
もちろん、楽譜とか音楽理論とか、算数に似ている部分もあるが、それは、音楽において、時には、邪魔・足かせ、になることも、あるんだよねー、、、。
さあ、どうやって、現実路線になってもらいますかねー、、、。
まあ、一つ理論やスケール等が分かったら、それに基づいて、それ以上、あまり考えずに、しこたま練習する。指がよく動き出したら、また、次の理論やスケール等を覚え、また、しこたま練習する。
この、『しこたま練習する。』、が大事なんですよね。『しこたま(かなりいっぱい)』、って言葉、私は初めて使ったけど、方言だったっけ??
まあ、レッスン時以外、練習しない私がそう言っても、説得力がないでしょうけど、、、