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橋本  明

14歳からギターを始める。 16歳からロックバンドを始める。 18歳からヤマハ系の講師や、のちにプロとなったミュージシャン達とバンドを結成、数々のコンテストで賞を得る。 25歳 大分市の河合楽器エレキギター教室の創設者となる。 すぐにアコースティックギター講師も兼任。 同時にピアノの先生等のDTM(コンピューター音楽)講師も勤める。 35歳 河合楽器を退社し、36歳、古い一軒家を借りてアキラギター教室を開く。 一時期、全国のカラオケ配信のMIDI制作業務も兼任する。 現在は畑中(奥田)教室に移転。   写真は23歳くらいの頃の、ステージの時のもの。

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2021年7月14日 (水)

私と音楽 3 (ヘビーメタル、頑張れば報われる?)

『なんでも頑張れば達成出来る!』、は、この世では、間違いであることもあります!

 

なんか、『なんでも頑張れば出来る!』、という、言葉はよく耳にしますね?

 

でも、それは、時には、間違いであったり、誇大表現だったりすることもあると思います。

  

『ん、?、どういうこと?』

 

、うん、例えば、スポーツに例えてみれば、わかりやすいと思います。

  

100メートル走、『なんでも頑張れば出来る!』、、、

 

、、、ん?、、、頑張れば、誰でもトップになれるのでしょうか?

 

うん、それは、もちろん頑張らなくては、絶対トップには、なれないでしょう?

、、、でも、いくら頑張っても、トップ集団に入れない人たちのほうが、圧倒的に多いことでしょう?

 

それは、生まれ持っての筋肉組織・神経伝達組織の優劣が関係してくる事柄、そう、そういうことも、多少なりとも明らかに、あるんではないでしょうか?

 

いやでも、それは、絶え間ない努力により、鍛えることで、ある程度、後発的にも、強化できる部分も、もちろんあると思います、、、。

 

実際のところ、やってみないと分からない部分も多いのかも?、しれません、、、

 

でも、頑張れば誰しもが皆んな、オリンピックの100メートル走の選手になれる?、とは思わないでしょう?

  

、、、ん?、私が何を言いたいか?、というと、若者諸君!、ヘビメタの早弾きのように、速度をただただ求める奏法は、そういう世界に通じるかも?、ということなのです。

 

鍛えるのはいいが、必ず、自分の限界を感じる時が来るであろう、、、まあ、ある程度は努力で補えるのだが、、、。

 

でも、それが、達成できなかったからといって、それがすなわち、この世の、『音楽の終わり!』、だと思って欲しくはない!

 

それは、音楽の中のほんの一部の事柄です。

 

逆に、『そこから、本当の音楽が始まっていく!』、ような、気がします。

 

、、、音楽はスポーツや、カーレースではないんですから、、、。

 

スポーツというと、私の好きなフィギュアスケートでは、もちろん、ジャンプの回転数を上げて、さらに、それがいかに完璧に跳べるか?、が重要な要素の一部ではあります。

 

でも、他の要素にも目を向けてみてください。

 

ジャンプ以外の、スピン・ステップなども重要な要素です。

 

私は、ちょっと前の、村主章枝選手の、プログラム最後の綺麗な高速スピンには、いつも涙が溢れずにはいられないほどの感動を受けていました。

 

『こんな、美しいものが、この世にあるのか?』、と、、、。

 

そう、徒競走的なスピードや、超絶的な技術だけが、音楽の良さではないのです。

 

うん、それも、一つの楽しみ方ですが、もっと、奥があると思います。

  

ただ、ポーンと数少ない音を、奏でただけで、人が感動する!、、ということもあるんです。

  

まあ、そのためには、それなりのスピードの練習も必要かもしれないかな?、という、パラドックスもあるんですが、、、。

 

うん、まあ、皆さん、いろんな方向を見ながら、頑張りましょう!penguin