ギター男子とのトーク 49 「君はおとなしいの?」
◯月◯日、今日は、1時間コースのイケメン中学生の生徒さんが来た日だ。
今日は、彼が苦手な繰り返しフレーズをリズムマシン(パソコン)、を使って綿密に特訓した。
私特有の、速く上手くなるテンポ設定やアドバイスの仕方がある。
今日はみっちりとやったので、彼はいいところまでいった。
また来週もこの続きをやるべきだね!
ところで、彼はいつも挨拶と受け答えは、無駄口ひとつ言わずに、ちゃんとするんだが、あまりにおとなしいんで、
「前々から思ってたんだけど、〇〇君って、おとなしいの?」
「エッ! う~ん、、、、。」
と首をかしげる。
「学校の友達とは話すの?」
「ええ、よく話します。」
「ああ、なるほど、、、俺みたいなおじさんと積極的に話すことがないよね~(笑)」
「ああ、あはは、、、(笑)」
そうですね。私が中、高校生の頃、近所のおじさんと話す(話したい)ことなんてなかったよねえ、、、。
まあ、その子の性格にもよると思うけど、そちらの方がむしろ多い、、、当たり前だよね~?、うん、問題なし!(笑)
そういえば、今来てる女子高生とかもそうだよねえ。
数年前来てた女子高生はよく話してたなあ?
「ねえ、ねえ、先生、今日学校でね、、、、」
って、よく話してた。
聞いてると大した話じゃないんだが、彼女にするといつもそれは、ちょっとした事件らしく、こちらとしては不思議やら、可笑しいやらなんだらで、よく笑いながら聞いてた。
彼女はこんなおじさんの私と、気おくれすることなく、自然に雑談できていた。
まあ、その子その子の性格によるんですね。
みんな、私とは、それぞれ、『そのまま』、でいいですね。