今日の出来事 316 「 よく私は、夢を覚えているねえ?、 その1」
また今日も、夢の中にいた自分を、覚えていた。
私は、夢の中で今回は、本当の自分、『橋本アキラ』、役だった。
まあ、ひとまず、安心だ!
私は、姉と自転車で、 並走していた。見知らぬ道だった。
そして、ある短いトンネルに、さしかかろうとしていた時、前のトラックがトンネル内で、大きな音を立てて、積み荷から、何かわからないが、上の方から爆発音とともに、崩れ去って、 荷台も、炎で崩れ去っていった。
すぐさま、私たちは、駆け寄って、乗っていた人の安全を確認した。
すると、運転席から、頭の毛がコントのように、チリヂリの黒焦げになった60代位のおじさんが、フラフラになって降りてきたが、話してみたら大丈夫そうだった。
そしてなぜか?、荷台の方から、1人の中年男性が、これまた疲弊した感じで、降りてきた。
近寄って、
「大丈夫ですか? 」、と聞くと、
「あぁ、大丈夫だ。足をちょっと、くじいたみたいだけど、もう市役所と、消防署には連絡したし、すぐに助けが来るはずだよ。」
「あ!、あなたは、もしかして?、某市長の、〇〇さんではないでしょうか?」
「うん、そうだよ。」
「すいません。見たところ大丈夫そうだし、救助も、もうすぐ来るみたいなので、私はもうすぐ、ギターのレッスンがあるので、これで失礼します。」
「え!?、君は、ギターの先生なのかい?」
「ええ、10時からレッスンがあるので、すぐ、行かないといけません。(キッパリ!)」
「君、若いんだから(私は若くはありません、、、)、 そんなことじゃだめだよ!、時には、ハメを外して、今からでも、テーマパークにでも、行って遊んできなさい 」
「えー!?、そんなことはできません!」
「いや、そのくらいできないと、世の中、 何も成就できないよ!」
なんと、無茶苦茶な発想と、アドバイスだった。
とにかく私は、心配そうに彼らを見つめている姉に、先にレッスンに行くことを告げると、人情派である姉は、
「私は、この人たちをほっとけないわ!、あなたはそんなことでいいの!?」
「だって、救急は来るし、俺がこのままここに残っても、何もできないもん!」
私はそのように、決して人情派ではなく、理知的に意味のない事は、しないことが多い性格だった。
この点が、人情を大事にする、感情派の人たちに、私が多分、嫌われるだろう?、所以なのであった。
その2に、続く、、、