ギター男子とのトーク154 「エフェクターレッスンしようか?」
◯月◯日、今日は、もう習って長い、大学生の男の子の日だった。
彼は、当教室で何人もの大学生が来たが、その中でも、1番長く習えている生徒さんだ。
今までの大学生のほとんどは、2ヶ月から6ヶ月ぐらいしか続かない人が多く、その次に1年ぐらいの人が、少しいる位だった。
なぜ大学生が続かないか?、と言うと、私なりの分析だが、大学生は、勉強はもちろん、サークル活動や、アルバイト、恋愛、遊びなどで、毎日が、びっしりと予定が詰まっているような感じだからなのかな?、と思う。
もちろん、今の彼も、そのような日々を過ごしてるみたいだが、まぁ、サークルが、『軽音サークル』、というのと、音楽が特に好きみたいなんで、珍しく続いているケース、なんだろうと思う。
そのサークルで、2ヶ月に1回ぐらい、小規模なコンサートをやってるみたいで、その都度、彼のする曲の音作りを、彼が持っている、『BOSS(ローランド)、の、GXー100』で、私がやってあげている。
しかし、彼も、来年で大学卒業で、まぁ、その頃まで、当教室で習う予定なのだが、、、
「〇〇君?、県外に就職しても、ギター続けるでしょ?」
「ええ、続けると思うし、余裕ができたら、バンドもすると思います。」
「じゃあ、エフェクターの音作りを、俺に頼ってばかりじゃ困るよね? 自分でできるようにならないと、、、」
「ええ、そうですよね?」
「じゃあ、いつか教室を卒業するまでに、エフェクターレッスンしようか?」
「エフェクターレッスンって、どんなレッスンになるんですか?」
「うん、イン・アウト設定から始まって、代表的な歪み系(オーバードライブ、ディストーション、、、)、や、揺らし系(コーラス、フランジャー、、、)、空間系(ディレイ、リバーブ、、、)、などのパラメーターの意味などを教えて、ゼロベースから音作りができるように、教えていこうと思ってるよ。
「それはいいですね。じゃあ、できたら7月位にお願いします。」
うん、エフェクター持ってる人は、せっかくウチに来てるんだから、1度は私に、しっかりと、音作りの基本を習っておいたほうがいい。
あっ、そうそう、ちょっと前に彼は、京都土産に、お茶を買ってきてくれた。
うん、美味しそうだ。近々いただきます。ありがとね。