ギター男子とのトーク152 「韓国とパリに、、、」
12月28日、今日は大学生の男子の日だった。
彼は来るなり、韓国のクッキーと、フランスのキャラメルをくれた。
私は、今年最期のレッスンたちを終え、家に帰ってから、まず、韓国のクッキーをいただいた。
とてもおいしかった。ありがとね。
彼の旅行日程は、韓国が友達と、5から7日、フランスのパリが、母親と、9から16日の予定だった。
まず彼が、韓国に着いた途端、戒厳令がひかれて、ホテルから出られなくなった。
彼は、『このままでは日本に帰れなくなるかもしれない?』 、と心配したが、しかしその後、6時間後に戒厳令が解かれて、安心したらしい。
「〇〇君、韓国はどうだった? 」
「ええ、四つ星ホテルでしたが、8000円位の感じで、とても対応が良かったです。なんか、日本人はお金を落としてくれるので、大歓迎なのかな?って感じでした。」
「え?、その言い方だと、何か感じ悪かったの?」
「いえ、そんな感じじゃなく、とても感じが良かったですよ。」
「じゃぁ、よかったじゃない?」
「ええ、でも、ソウルって、東京と比べると、えらい狭い街だなぁ、って思いました。それに料理が結構辛くて、僕の口には、少し合いませんでした。まぁ、おいしかったんですけど、、、毎回、キムチがつくのは、もういいかな?、って感じでした。」
「あはは!、俺は昔、キムチ好きだったけどね。でも、もう何十年も食べてないなぁ。で、パリはどうだったの?」
「ええ、パリの街は、ソウルに比べて、きれいでした。でも、フランスも、四つ星ホテルでしたが、3万円もしたのに、日本の5000円位のホテルのレベルで、フランス料理のコース料理は、、思ったほど美味しくなかったです。さらに、なんとなく、日本人、黄色人種が差別されてるような、気がした場面がありました。」
「それはどういうこと?」
「あるレストランで、僕たち親子が座ってるテーブルの横の席が空いてたので、店員の人が、入ってきたフランス人に、隣の席をすすめたら、あからさまに、あそこは嫌だ!、と言うような顔して、遠くの席に座っていきました。」
「あぁ、そう?、それは判断が微妙だけど、まだ白人至上主義みたいなところもあるのかなぁ? 、海外に行ったことのない俺には、よくわからないなぁ。」
「あぁそうそう!、先生!、フランスの、ワインだけは、めちゃくちゃ、おいしかったですよ!」
「あーそうね?、、それはよかったね。」
「まあ、先生、ボクは初めての海外旅行に行って来て、つくづく、日本はいい国だなあ!、って思いましたよ。」
「ええ、それ、よく聞くねえ?、そうなんだあ、、、。」
さぁ、彼も来年の発表会に、出ることになっている。アコギとエレキの2曲演奏する予定だ。
やっとここに来て、彼の演奏がまとまってきた。本番が楽しみだ。