ギター女子とのトーク122 『引っ張ってますよ!』
11月◯日、今日は、通い始めてもうすぐ2年になる、50代の主婦の日だった。
主婦の方が、当教室で習うのは、、、というか、多分、全体的に、どこも、少ないかもしれない?、、、
なぜなら、主婦の方も忙しいだろうし、、。
でも、彼女は家のこともしながら、仕事もしてるのだが、ずっと、当教室のレッスンを続けられている。
大変かも?、しれないが、それは彼女のギター・音楽への、『愛』、が原動力になっているのだろう?、、、
うん、彼女は、うちの教室に来ることを、楽しみにしてるみたいだ。
彼女は、とにかくよく話す。
私も、彼女にツラれてか?、よく話す。
まあ、ほんと、なんの害もない、日常的な会話だけなんだが、ほっこりする話ばかりだ。
さて、彼女はここ2年ばかりで、年齢を考慮しても、かなり順調に上手くなって来ているが、やはり若い人よりも、若干、上達が遅いのは事実だ。
でも、私の教室では、老若男女、続けてて上手くならない、などという人はいない。
ただ、年齢や、個人差などで、上達のスピードは、人それぞれ違うのは、ある。
今日、どうも彼女のギターのチューニングが、狂ってるように聴こえるので、よーく観察してみると、
「〇〇さん、弦をかなり下の方へ引っ張ってますよ!」
「えっ!、そんなことはないはず、、、。」
「うん、〇〇さんのスマホ貸してくれる?、こっちから見た方が、はっきり分かるんで、撮ってあげるよ。」
「ええ、お願いします。」
、ということで、彼女のスマホで撮った画像を見せると、
中指で5弦を4弦側の方に引っ張り過ぎている。演奏中はまだもう少し引っ張っている。
「ああ、ほんと、ずいぶん引っ張ってますねえ、、。」
そうなんです。こういうふうに、使えるものはなんでも使って、本人に客観的に分かってもらえると、修正能力が高まるんですよね?
当教室は、ただ、ぼーっと、杓子定規に教えてるわけじゃないんです。
目の前の生徒さんが、『実際的に、上手くなるように!、、、』、、なんです。