私の愛しいもの 7 「銀行員のお姉さん」
10月◯日、今日は、ギター教室の家賃を、大家さんの口座に振り込む日だ
別に、きっちり、この日に!、という取り決めがあるわけではないが、だいたい、この日くらいまでには!、くらいのことは、私の中で、礼儀として、決めている。
自分の中で、ちゃんと決めていないと、うっかり、忘れてしまうこともあろうか?、と、思うので、私は実はきっちり、決めている。
前の敷戸の教室の時は、銀行の、『自動引き落とし』、だったので、あまり気にしなくて、便利だったが、今回は毎月、大家さんの、銀行口座へ振り込まないといけない!、という、仕組みとなっているので、少々、不便だ!!
でも、まあ、これはこれで、毎回、『今月も家賃を納めさせていただきます。今月もよろしくお願いいたします』、という、引き締まる、思いを味わうことができ、また、それはそれで、いいのかな?、とは思う、昨今でもあるのだった
私の、預金をしている銀行と、大家さんの振込先の銀行が違うので、まず、朝一番に、自分の銀行に行って、家賃分のお金をおろしてきて、そのあと、大家さんの銀行へと、振り込みに向かう、、
そして、その銀行には、今年の4月から入った、受付の、すごく、きさくで可愛い娘が、待っているのだった!!
彼女は、
「橋本様!、いつも、ご利用ありがとうございます!!」
、と、『クシャっ!』、とした満面の笑顔で、対応してくれるのだった。
うん、私は、
『彼女の、この笑顔を見るためだけに、家賃をきっちり、納めに来ているのだ!!』
、なんて、時折、思い違いしてしまいそうなのだった、、、
彼女は多分、大学卒業して初めての就職であろうから、多分、22.か?23歳だろうか?、、、
決して、すごい美人というわけでもない、(ごめんなさい!)、が、すごい、笑顔がさわやかで可愛い子だ
多分、育ちが良いのだろうな?、、、とか、いろいろ考えたりして、、、
『ああ、ここの、銀行も、いい子を雇ったな!!』
、とか、思う、今日この頃だ、、、
うん、これは一ヶ月に一度の、、私のほんの些細な、ほっこりタイムなのだった。